今更ながらに湘南新宿ラインで旅をしてみた①

湘南新宿ラインとはいわゆる「通称」で正式路線名ではないのは周知の通りであるが、私的にはこの湘南新宿ラインは実に斬新で新鮮なアイデアであると感心してしまう。私のような「昭和」な人間だと「西の起点は東京、北の起点は上野」という概念から、東京都のどこかの駅が鉄道の起点でなければいけないような習慣というか常識がある。そんな常識をぶち破ったのがこの湘南新宿ラインであった。今回は、先に紹介した岳南電車を制覇したあとにこの湘南新宿ラインに乗り草津を目指したが、ハッキリ言って始発の小田原から終点の高崎まで乗車したのは私たちだけであったろう。だが、東京地区をスルーしてしまう事が改めて画期的であると感じた今日この頃、現在は「上野東京ライン」とともに東京駅をスルーしてしまうのが当たり前の時代になってしまった現在、改めてその魅力を探ってみた。

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(私が生まれた頃より慣れ親しんできた「湘南電車」。現在では吾妻線や両毛線などで活躍するが、その余命もそう長くはないであろう。)

ことの始まりは、恐らく貨物が衰退してきた1980年代から始まったと思う。1980年には大船で東海道線と横須賀線の列車が線路を共有し東京まで行っていたのを横須賀線と東海道線を分離させ、横須賀線専用の複線区間が新たに新設された。そして鶴見より、いわゆる「品鶴線」と呼ばれる東海道貨物線を旅客線として活かす形で鶴見~品川間に横須賀線の列車を走らせ、品川から地下に潜り総武線とドッキングさせるという大胆な革命が起きた。これにより横須賀線・総武線の直通運転が始まり、山手線・京浜東北線以外で初めて東京をスルーする画期的な列車として私は衝撃を受けたものだ。そのため大船や鎌倉では「君津」「上総一ノ宮」などの見慣れない行き先が現れ、利用者も最初は戸惑った事であろう。そのうち大船発の「わかしお」なども出現し、新・横須賀線の活用にバリエーションが広がっていき、そして今日の「NEX」に繋がっている。

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(後ほど登場するが、品鶴線と言えば「新鶴見」であろう。新川崎駅の横に併設、というより新鶴見の横に新川崎が併設されていると言ったほうが正しいか・・・現在ではこの新鶴見も機能をほとんど失い、広大な空地が広がる場面も。)

それとは別に、世の中では「東京副都心構想」みたいなものが流行し、新宿に都庁が建設された。すると人の流れは東京・丸の内方面とは別に、新たに新宿方面への流れが非常に大きなウェートを占めるようになってきた。それに合わせるように、既に1980年代から衰退してきた貨物線を旅客に活かそうと工事を進めてきた山手貨物線の再活用を提案、現在の埼京線・湘南新宿ラインの形ができあがったと思う。ウィキによると2001年の運転開始と記されていたが、これは恐らく競合する私鉄会社も驚異であったろう。特に小田急は藤沢~新宿間ではスピード面では劣っていたが、更に劣勢に立つことになった。それは小田原~新宿間にも言えることであるが、更に新宿から先も乗り換えなしで行けるのが最も魅力であったろう。特に湘南各駅から池袋などに通勤している人は完全に乗り換えなしでの直通であるため、もし私が同じ立場であっても確実に湘南新宿ラインを選択している事だと思う。

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(画像はウィキペディアより。私にしてみたらこの車両を見てパッと形式が出てこない、というよりわからない。E231系と言われてもあまりピンと来ないのは私が「昭和型」「国鉄型」だからであろうか・・・)

今回の湘南新宿ラインの旅は、そんな都会を走る列車の「旅情」を紹介してみたいが、果たして都会を走る列車に「旅情」とは「??」であろう。草津への旅の際、行きは小田原から高崎まで、帰りは高崎から茅ヶ崎まで乗車した。今回は帰りの旅の模様を紹介してみたい。もちろん切符はあの「18」しかない!というより他にいい切符が見当たらない!みたいな・・・


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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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