レールファン復活後、初の北海道遠征⑥

昨日と同じ宿泊施設で一夜を明かした私は、最終日の今日、留萌本線に向かう。なんと朝9時半発の「スーパーカムイ」で深川に向かうスケジュール。何ともゆっくりな出発であるが、本数が限られている札沼線を制覇するにはこうなってしまう。逆に朝の時間帯はゆっくりできて、それこそ「旅行気分」であったが、目指す留萌本線はある意味私が楽しみにしていた路線でもあった。というのも、1980年代には訪問する事が実現できなかったため、今回はその思いが果たせることになる。とは言え、後述するが留萌では羽幌線を失いかなり寂しくなった。

s-kamui.jpg
(私の乗ってきた「スーパーカムイ」。確か当時は新型車両であったと思うが、私の知る限り「いしかり」「ライラック」「ホワイトアロー」とネーミングが変化し、現在は「カムイ」に落ち着いているが、かつて「カムイ」は「かむい」として急行列車の名称でもあった。)

さて「スーパーカムイ」に乗った私は深川に到着。先述したが深名線を失い若干寂しくなった感があるが、かつては深名線とホームを共用していた留萌本線であるが、現在は当然ながら「専用」となっている。というより「本線」と名乗りながら地方交通線とのホーム共用は、どういう印象を持たれるであろうか・・・
というより、かつては石炭輸送で清栄を成した留萌本線である。羽幌線を始め、数多くの石炭積出路線を分岐していたし石炭のみならず、恐らく留萌では鰊(にしん)などの輸送もあったであろう。どちらにしても鉄道が「主役」であった頃の時代の典型的な例であろう。

画像 088
(留萌では、確か30分くらい待ち時間があった記憶だ。かつては羽幌線を分岐し、更に石炭輸送の貨物列車が多くひしめく貨物側線も多数あったが、現在はご覧の通り・・・)

留萌で乗り換えがあったため暫く散策する事ができた。そういえば、私のブログのタイトルの写真は、実はこの駅・・つまり留萌駅で撮影されたものである。この留萌本線に関しては既に紹介しているが、かつての清栄が考えられないほど、現在は完全に「ローカル線」となっていた。特に留萌駅では羽幌線を失った事が非常に大きな出来事であったように感じた。かつては貨物側線がたくさん張り巡らされて、特に留萌本線と羽幌線を結ぶ跨線橋は、それこそ茅ヶ崎の跨線橋よりも長かったかもしれない(という例えは伝わりにくいかもしれないが・・・)が、現在は途中で途切れている。かつての羽幌線と貨物側線の場所は何かの会社的設備や広場のようになっていてその名残を簡単に推測できるが、とにかくだだっ広い印象であった。現在、1面2線を残し全て撤去されてしまった姿は、なんとなく抜け殻のようでもあった。哀愁漂う留萌本線・・・私は何だかこの留萌本線を放っておかずにはいられない衝動にかられてしまった。

masike.jpg
(最近になって「話題」となった増毛駅。我々レールファン的に「感覚」ではわかっているものの、いざ実際の出来事となると・・・)

留萌本線を制覇した私は深川より岩見沢に向かう。そう、室蘭本線を制覇するためだ。というより、この室蘭本線の存在が、かつてから北海道制覇を企てる際にネックとなっていた存在であった岩見沢~苫小牧間である。今回は思い切り先手を打とうと制覇に踏み切った。だが、意外にも面白みがあり、単なる制覇の予定であるはずが、機会があれば再訪したい衝動になる・・・そんな魅力が溢れていた。例えて言うなら・・・BSの番組で(現在はCSのTBSチャンネルでも)放送されている「吉田類の酒場放浪記」に出てきそうな居酒屋にも似た雰囲気を醸し出していて実に味がある。「噛めば噛むほど」いい味が出てくる、そんな魅力たっぷりな室蘭本線の岩見沢~苫小牧間であった。


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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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