18の、18による、18のための旅④

2007年にレールファン復活を遂げた私が西日本制覇を企てたのが2010年8月であった。そしてその行程で「偉大なるローカル線」を制覇する時がやってきた。既に先述通り、京都~出雲市間は制覇済みであったので今回は出雲市~幡生に射程を定めることになる。そしてそのスタートとなった駅は・・・江津であった。前日に三江線を制覇し、駅前にある小さな宿を素泊まりして迎えた朝は実に気持ちが良い。朝7時6分発の上り普通列車で、江津から通学する学生たちと一緒に「偉大なるローカル線」の乗客となる。特に女子群が目立って多かったが、途中駅で乗車してくる学生諸君もほぼ99%が仁万で下車。すっきりした車内はカジュアルな服装の乗客が99%を占めるようになった。ようやく沿線風景が見れるとボックスシートへ移動する。日本海・・・これは北陸地方でも山陰地方でも変わらない姿であったが、山陰地方で見るそれはなんとなく穏やかに見えたのは気のせいなのか・・・

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(出雲市以西は昔ながらの雰囲気を多く残すが、ここ江津もそのひとつ。三江線を分岐しているが、実際問題、いつ廃止されてもおかしくない典型的なローカル線である。というより、よく今の時代まで生き残っているものだなと思ってしまう。)

大田市などの主要駅を過ぎていくが、基本、車内にいる乗客の数は新陳代謝はあるもののそれほど変化は無かった。そして初めて見る「西出雲」へ。そう、ここはレールファンならお馴染みであろう車両基地が置かれている。確か伯備線電化に合わせて新設された記憶だ。当時は知井宮であったが、改称の理由として、恐らく特急列車などの方向幕などに行き先を表示する際の配慮であろう。だが、ここの役割は実に大きいと感じる。その役割を知井宮時代にも確認しておきたかったものだ。

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(西出雲はかつて知井宮と呼ばれたのは周知の通り。伯備線電化に合わせてここに車庫が置かれたが、いつしか駅名も改称されていた。)

さて、列車は出雲市に到着した。以前に訪問した時とは決定的に違う変化・・・そう、高架化され新しくなっていたのだ。この事はもちろん事前知識はあったが、いざ目の前にすると「浜松!」の印象であった。そして「一畑」も高架の仲間入りをしていたのがまた良い。その一畑に乗って松江方面へ制覇の旅へ向かった。
一畑制覇後再び出雲市に戻って改めて出雲市の様子を再確認してみた。駅全体がやや後退した印象で、かつて駅があった付近はロータリーなどに転換されている。駅的には合理的に機能していてとても「偉大なるローカル線」の駅とは思えない感じであった。

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(朝の時間帯の江津~仁万では学生の利用がほぼ90%以上を占めていた。仁万で一気に下車し空っぽになった列車は、役目を終えたかのような雰囲気で出雲市めがけて走り出した。)

出雲市から折り返し益田へ向かう。もちろん普通列車、いや「アクアライナー」なる快速列車である。もちろん「18」でも乗車出来るのである意味便利ではあるが、かつてのPC(客車)による運転は無くなってしまいいささか寂しさを否定できずにいる自分もいた。先ほど乗ってきたDCでは女学生(という言い方は古いかも知れないが・・・)が大半を占めていた車内では確認できなかった仁万~江津の景色もじっくり見れる。と言っても快速列車のため軽快にすっ飛ばして行くが・・・



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2015年のアップはこの記事で最終となります。年明けの2016年より引き続き「18の、18による、18のための旅」をお送りいたします。今年も「鉄道全線完全制覇の旅」をご贔屓いただきありがとうございました。また、来年もよろしくお願いいたします。
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プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
創設:1969.03.09
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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