更に長期連載になりそうな九州鉄道路線全線制覇<PART3>⑫

本当に長期連載になってしまった今回の九州の旅の紹介であるが、自身もこんなに長くなるとは予想だにしなかった。であるが、最近年齢を重ねたせいか、何というか、こういった旅の記録って大事だなと思うようになってきた。変な話であるが、遅かれ早かれ時が来れば「他界」という現実が待っている。過去にそういった親戚などの「現実」を目の当たりにしてきたが、去年に実父が他界し改めて自身も確実に「そういう時」がやって来ると肌で感じるようになった。だが、こうして記録を残しておくと、自分はいなくなっても記録が残る・・・みたいな事も思うようになってきて、今もこうして過去の記憶を辿って記録している感じである。そんなような内容を、偶然ながらFMラジオでも聴いてから尚更強く思うようになってきた。という事でこれからも精力的に過去の私の旅をできる限りアップしていきたいと思います!!

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(という事で直方に到着。やや難読な感がある駅名であるが、ここでも「石炭」の匂いが今でも感じることができる貴重な駅だ。)

と、なんだか堅苦しい始まりとなってしまったが、前回の続きから始めると直方にほどなく到着した。直方は近年に橋上駅舎に生まれ変わったが、その他駅構内は昔とほとんど変わらぬ雰囲気を保っている感じがした。今でもSLがやってきそうな、そして石炭を沢山乗せた貨物列車が構内を通過していきそうな雰囲気である。なんとなく昭和の香り・・・国鉄時代が蘇る感じだ。それは後藤寺他、筑豊本線や日田彦山線各駅やそれから分岐する支線にも見られるのが北九州の魅力であろう。もちろん多くが廃止されてしまったが、こうして残っている路線は貴重な色彩を放っているからまた訪れてしまいたくなる・・・そんな鉄道風景だ。

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(筑豊直方より「路面電車」に乗り換える。と言っても路面は走っておらず、確か全て専用軌道であると思った。イメージ的には「東急世田谷線」的な感じか。)

さて、直方で降りるとここで筑豊電気鉄道に乗り換える。だが・・・JR直方と筑豊直方との間は約800m近くあるのだ!もちろん事前に地図を準備し歩く気満々であったが・・・・・・・・・はじめの一歩で列車の時間に間に合うか不安になり「すみません、ワンメーターで申し訳ないんですけど・・・」とタクシーの力を借りる事にした。かなり勇気ある決断であったが意外にもなかなか到着せず、かなりの800mに感じた。もし歩いていたなら間に合わなかったかも知れない。

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(「がんだ」とはこちらもある意味難読である。一時期、某大家族の所在地としてTVなどでよく見かけたが、本当に生活感溢れる「まち」であった。)

そんなわけで予定よりかなり早く筑豊直方に到着した私は、当然ながら予定より1本早い列車に乗る事にした。「列車」と言ったが、基本的には「路面電車」の車両である。割に華奢な車両は、千歳飴のような形をした筑豊直方駅にはなんとなくお似合い。なかなか愛嬌ある列車に思わず惚れ込んでしまった。「千歳飴」と表現した筑豊直方であるが、皆さんご承知のように延伸計画がかつて存在し、JRをオーバークロスし切った所に高架上の筑豊直方駅がある。延伸計画が頓挫してしまい現在の形になっているが、ちょっと調べてみたらJR直方駅付近まで延伸する話が持ち上がってるらしい。これは地元人にとって朗報であろう。もし実現すれば当然乗り換えが便利になるので利用者が増えるであろう。

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(かつての香月線・香月とはやや離れているが、筑豊電気鉄道の方が圧倒的に利用者が多かったであろう。)

感田を過ぎ熊西までがあっという間であった。路面電車の車両に乗っているが、景色は「ローカル線」だからなんとなく不思議。そのギャップが楽しかったから時が過ぎるのが早かった。そして熊西を意識したのは、かつて折尾方面へ鉄路が分岐していたからだ。正確には黒崎~折尾間が西鉄に所属する路面電車線であり、熊西で筑豊電気鉄道と連絡するというのが本来の姿であった。もちろんその当時は熊西から先は黒崎まで乗り入れていたが、ご承知の通り熊西~折尾間が廃止され、残った熊西~黒崎も西鉄より譲渡され現在に至っている。そんな歴史の筑豊電気鉄道で黒崎に着くなりややダッシュ気味でJR黒崎に向かったのだから旅情も歴史を感じる暇もあったもんではなかった。ここで突っ走れば「ソニック」で博多まで向かえるのであるから必死だ。時間に追われながらも旅情を感じなければならない複雑な作業はまだまだ続く・・・



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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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