三段峡への挑戦 (プロローグ)
2016-07-08
結論から言うと・・・訪問前からわかっていた事であるが、かつてのロッジ風の駅舎は取り壊されかつての面影がなくなっていた。だが、可部線の末端区間はかなり遺構が残っており訪問のし甲斐が十二分にあった。2016年7月某日、私は少々早めの夏期休暇を取り、一路西へ向かった。

(新河戸⇒あき亀山と駅名が決定した旧・河戸。急ピッチで工事が進んでいる。もちろん電化される事であろう。)
最近の私記事はかなり西に偏っている感があるが、西は西の素晴らしさがあるし魅力的でもある。今回の旅では可部線他多くの路線を回ったが、その場所については順次紹介していこう。そして今回紹介する可部線であるが、所々は遺構が撤去されているものの、数多くの遺構が現在でも残されており、その気になれば「復活」もできなくはないであろう。実際に可部から先の一部が来年度に復活するという情報もある事であるので、今後の可部線から目を離せない。

(立派な跨線橋と思われる部分も姿を現し期待が膨らむ。)
この河戸付近くらいまでは市街地的な風景が続く。もちろん復活させるという事は「大人の事情」があった事であろう。であるが、その先の末端区間は現実が厳しく、かなり「銭儲け」をするには厳しい景色内容であった。そんな現実を錆びたレールが無言で語りかけてくる。特に終点の三段峡は、あのロッジ風の駅舎は完全に取り壊され面影もない。そして加計もモニュメント的なものしか残っておらず、だだっ広いロータリー風の土地が当時の名残を見せているのみであった。だが、その他の私が訪問した駅についてはかなり「駅に近い」姿をしていた。もしかしたら列車がやってくるのではと勘違いしそうなほどの「出来具合」である駅も少なくない。

(現在の三段峡。写真左奥には駅名標のモニュメントが確認出来る。あのロッジ風の駅舎がなくなってしまって残念であるが、ここに来ると一発で三段峡駅跡とわかる。)
今回の記事ですべてが伝わるかどうかは分からないが、まだ旅から帰ってきて間もないので気持ち的にも情報的にもまだまだ新鮮であろうと思うので、鮮度が落ちないうちにじっくりと召し上がっていただきたい。

(可部線の廃止区間はまだまだ現役の景色であった。しかしながらそろそろ取り壊しの工事も一部始まっているみたいであった。)

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(新河戸⇒あき亀山と駅名が決定した旧・河戸。急ピッチで工事が進んでいる。もちろん電化される事であろう。)
最近の私記事はかなり西に偏っている感があるが、西は西の素晴らしさがあるし魅力的でもある。今回の旅では可部線他多くの路線を回ったが、その場所については順次紹介していこう。そして今回紹介する可部線であるが、所々は遺構が撤去されているものの、数多くの遺構が現在でも残されており、その気になれば「復活」もできなくはないであろう。実際に可部から先の一部が来年度に復活するという情報もある事であるので、今後の可部線から目を離せない。

(立派な跨線橋と思われる部分も姿を現し期待が膨らむ。)
この河戸付近くらいまでは市街地的な風景が続く。もちろん復活させるという事は「大人の事情」があった事であろう。であるが、その先の末端区間は現実が厳しく、かなり「銭儲け」をするには厳しい景色内容であった。そんな現実を錆びたレールが無言で語りかけてくる。特に終点の三段峡は、あのロッジ風の駅舎は完全に取り壊され面影もない。そして加計もモニュメント的なものしか残っておらず、だだっ広いロータリー風の土地が当時の名残を見せているのみであった。だが、その他の私が訪問した駅についてはかなり「駅に近い」姿をしていた。もしかしたら列車がやってくるのではと勘違いしそうなほどの「出来具合」である駅も少なくない。

(現在の三段峡。写真左奥には駅名標のモニュメントが確認出来る。あのロッジ風の駅舎がなくなってしまって残念であるが、ここに来ると一発で三段峡駅跡とわかる。)
今回の記事ですべてが伝わるかどうかは分からないが、まだ旅から帰ってきて間もないので気持ち的にも情報的にもまだまだ新鮮であろうと思うので、鮮度が落ちないうちにじっくりと召し上がっていただきたい。

(可部線の廃止区間はまだまだ現役の景色であった。しかしながらそろそろ取り壊しの工事も一部始まっているみたいであった。)

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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ様
にわか者様
いつもコメントありがとうございます。
今回から可部線の記事を少々紹介させていただきますが、私は非電化区間の乗車経験がありません。もちろん訪問のチャンスはいくらでもありましたが、残念ながら廃止されてからの訪問となりました。
可部線の非電化区間は廃止以降もかなりその遺構が残っていまして、特に安野・木坂・殿賀など・・・いずれ紹介していきますが、今でも列車がやってきをうな雰囲気です。
しかしながら旧国時代の可部線を経験なされたにわか者さんは素敵な経験ですね。当時は富山港線(現・ライトレール)や福塩線なども確か旧国でしたよね。もちろん飯田線もそうでしたが、私の場合は1982年に辰野駅で80系のスカ色を見ただけにすぎず、実際に乗車したのは2007年でした。そのときはもちろん新型に変わってましたが。
という事で、次回から非電化区間の現状を紹介していきたいと思いますので是非ご覧下さい。
今回から可部線の記事を少々紹介させていただきますが、私は非電化区間の乗車経験がありません。もちろん訪問のチャンスはいくらでもありましたが、残念ながら廃止されてからの訪問となりました。
可部線の非電化区間は廃止以降もかなりその遺構が残っていまして、特に安野・木坂・殿賀など・・・いずれ紹介していきますが、今でも列車がやってきをうな雰囲気です。
しかしながら旧国時代の可部線を経験なされたにわか者さんは素敵な経験ですね。当時は富山港線(現・ライトレール)や福塩線なども確か旧国でしたよね。もちろん飯田線もそうでしたが、私の場合は1982年に辰野駅で80系のスカ色を見ただけにすぎず、実際に乗車したのは2007年でした。そのときはもちろん新型に変わってましたが。
という事で、次回から非電化区間の現状を紹介していきたいと思いますので是非ご覧下さい。
ダイヤモンド☆トナカイ様
もとはと言えば、全国に残っていた旧型の車両に乗るのが、私の旅のスタートでしたから(^_^;)
可部線は絶好のターゲットでした(^O^)
それと、最寄りの国鉄駅が豊橋なので、飯田線は流電の時代から父親のカメラで撮影しておりました(^_^;)
飯田線の乗り潰しも、旧型国電で達成しております。
今は私の場合、車両を目的に乗りに行くこともなくなりました…
可部線は絶好のターゲットでした(^O^)
それと、最寄りの国鉄駅が豊橋なので、飯田線は流電の時代から父親のカメラで撮影しておりました(^_^;)
飯田線の乗り潰しも、旧型国電で達成しております。
今は私の場合、車両を目的に乗りに行くこともなくなりました…
にわか者様
いつもコメントありがとうございます。
豊橋が最寄りでしたか!それはそれは、素敵なことですね。ご存知とは思いますが、国鉄で民衆駅第一号が豊橋ですよね。
豊橋と言えば、2007年に私の親友である「おさる(http://4190koawazay.blog.fc2.com/blog-entry-343.html)」と飯田線の秘境駅めぐりに行った時に、駅から一番近い24営業のファミレス、つまりガストで「エネルギー」を補給してから飯田線に挑んだという思い出の地でもあります。豊橋と言えば、あのかつての二俣線のホームがかなりいぶし銀に映るのが魅力的です。
ところで飯田線を旧型国電で制覇出来た事は貴重ですね。私もタイミング的には間違いなくできなくもない行為でしたが、今となっては勿体無いことをしたなと思います。
私の身近にあった旧型国電は鶴見線ですが私が中学の頃には既に103系に置き換えられました。そして「車両を目的に乗りに行くこともなくなりました…」とありますが、私もその辺はにわか者さんと重複しているかもしれません。最近の私のスタイルは「駅」に変化してますから。
豊橋が最寄りでしたか!それはそれは、素敵なことですね。ご存知とは思いますが、国鉄で民衆駅第一号が豊橋ですよね。
豊橋と言えば、2007年に私の親友である「おさる(http://4190koawazay.blog.fc2.com/blog-entry-343.html)」と飯田線の秘境駅めぐりに行った時に、駅から一番近い24営業のファミレス、つまりガストで「エネルギー」を補給してから飯田線に挑んだという思い出の地でもあります。豊橋と言えば、あのかつての二俣線のホームがかなりいぶし銀に映るのが魅力的です。
ところで飯田線を旧型国電で制覇出来た事は貴重ですね。私もタイミング的には間違いなくできなくもない行為でしたが、今となっては勿体無いことをしたなと思います。
私の身近にあった旧型国電は鶴見線ですが私が中学の頃には既に103系に置き換えられました。そして「車両を目的に乗りに行くこともなくなりました…」とありますが、私もその辺はにわか者さんと重複しているかもしれません。最近の私のスタイルは「駅」に変化してますから。
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我々の世代ですと、旧型国電ですかね(^O^)
あの奇妙な塗装の旧型国電に乗り込み、乗り潰しをしました(^O^)
しかし…非電化区間については、記憶がほとんどなく…(ToT)