三段峡への挑戦③ 香草

kagusa (6)
(2016年7月に訪問時の駅名標・・・と言いたいが、既に表示は無し。だが、よくこの状態を13年くらい保っているものだ。)

ホームに接するは駅舎・・・ではなく民家である。実に生活感溢れた地元密着の駅であるが、実際問題列車はやって来ない。だが、駅の手入れはしっかりとされており、さながら「復活」を感じさせる雰囲気でもある。放置されていないのは今後の身の振りが決まったのか、それとも税金対策なのか、いずれにしても雑草などか無く普通に「駅」を感じさせてくれるのがいい。可部線の存在は、ハッキリ言って現役当時はノーマークであった。しかも「いい旅チャレンジ20000km」時代は、この可部線制覇だけで1日かかってしまうくらいの勢いであったので「後回し」になってしまっていた存在であった。だが、この歳になってその魅力に気づくのも皮肉なもので、特に末端区間は素晴らしく素敵な存在であったことであろう。それは今回の訪問でわかった事であるが、そんな魅力的な路線にもこうした日常を感じさせる駅の存在が実にキラキラ光る。なんて、私の感性って変であろうか?

kagusakokutetu (5)
(こちらは現役時代の、しかも国鉄時代の駅名標。「プラットホームの旅」の管理人様でいらっしゃるmassi1様のご協力により実現した現役時代の写真の掲載である。)

駅は1面1線の棒線型であるが、レールがはがされた現在でもその存在を肌で感じる事が出来る。そんな地元密着型の駅の存在であるが、今回は現役時代の写真を相互リンクさせていただいている「プラットホームの旅」の管理人様でいらっしゃるmassi1様にご協力いただいた。この「プラットホームの旅」は大変貴重なお写真の数々を紹介なさっているので是非皆様もご覧いただきたい。

kagusa (2)
kagusa (4)
kagusa (12)
生活道路を走っていると突然現れた香草。思わず「ウォ~ッ、これだ!」と叫んでしまった。

kagusa (5)
kagusakokutetu (4)
たまたまmassi1さんのお写真(下)とほぼ同じ角度からの私撮影の写真(上)が偶然ながらあったので比較していただきたい。国鉄時代は写真右側は田んぼだったのだなという情報が伝わってくる。私の訪問時はご覧の通り田んぼの面影はなく、完全に住宅街の中にあった。


kagusa (11)
kagusa (10)
kagusa (9)
kagusa (7)
1面1線の棒線型駅であったが、やたら構内は広い。しかもしっかり手入れされている。実に訪問しやすく、素敵な旅ができた印象であった。まさか「廃線跡訪問家」のために手入れされているという事ではないであろうが、ハッキリと駅と確認できるのが素晴らしい。

kagusa (3)
kagusa (1)
レールこそ無いものの、しっかりとレール跡が確認出来る。なんとなく以前に紹介した島原鉄道に近い保存状態であるのが嬉しい。まさか「一般道」として普段から利用されているのであろうか・・・


kagusa (8)
そしてこちらも。レールが敷いてあればマジで現役的な風景そのものである。


kagusakokutetu (3)
kagusakokutetu (2)
kagusakokutetu (1)
最後にmassi1さん提供の国鉄時代を紹介しよう。ホーム側の景色は現在とほとんど変わらないと思われる。


こんな事言ってはなんだが、国鉄時代の方がローカル色をかなり醸し出している雰囲気が漂うのは気のせいか?だが、よくここまで現存しているものだと感心してしまうくらい保存状態が素晴らしい。隣に住まわれている方が実に羨ましい気もするが、実は私も1984年に家の前の駅、西寒川駅が廃止になった。廃止後の様子はハッキリ言って覚えていない。それはちょうどその頃からレールファンを離れていたからという部分もあるが、やはり好きであった西寒川駅が公園などに変身して行く姿を見たくなかったのであろう。そういう姿にちゃんと向き合いしっかり記録しておいたらまた違った感性が生まれていたであろう。
この可部線廃止区間もいずれこの残された設備も取り壊されてしまうであろう。だが、私たちがこうして在りし日の姿を体験出来る事が、もしかしたら奇跡なのかも知れない。

プラットホームの旅」の管理人様でいらっしゃるmassi1様のご協力、心より感謝いたします。



FC2 Blog Ranking


にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
にほんブログ村



スポンサーサイト

テーマ : 鉄道旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

ダイヤモンド☆トナカイ様

当時、私が使っていた時刻表を見直してみたのですが、朝、広島を出て、三段峡まで通しで行くのがあり、そのまま折り返しの横川行きに乗れば、何とか半日ですみますが…
これだと全行程がディーゼルなんですよねぇ(ToT)
私は旧型国電が目的でしたので、可部まで行ってホームであれこれ撮影し、三段峡行きを待った記憶があります(^_^;)

にわか者様

コメントありがとうございます。

私もかつての時刻表を確認してみましたが(1983年8月)、広島発8時10分だと三段峡直通ですが、三段峡で折り返し上りは可部行きで、そこから「旧国」で横川まで帰ってくるというパターンを発見しました。それでも当然ながら半日取られますね。

というより、そういう理由からか、私は可部線の非電化区間にはとうとう乗車出来ませんでしたが、せっかく岩日線(当時)なども訪問しているのだからついでに可部線も寄れば良かったなと今になって思います。しかもDCと旧国の二本立てとは贅沢ですよね。私的にはちょっともったいない思いですが、にわか者さんは経験できたというだけでも素晴らしいです。
プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

最新コメント
最新記事
カテゴリ
カウンター
月別アーカイブ
最新トラックバック
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR