三江線への挑戦⑨ 石見川本

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沿線最大の都市、そして三江線最大の駅である石見川本。その乗降客数は、私の知る限りではかつて三江線最大であった。あえて「かつて」と入れさしていただいたが、現在の乗降客数は、それでも三江線の中では多い部類に入っている。と言っても2桁前半で「最大」という事は、この三江線の台所事情を察するに至るところである。私は完全に有人駅かと思っていたが、現在は簡易委託駅で営業時間以外は「無人」となる変則の有人駅である。
そういえば、かつて某民放TVで「大家族」的な番組があったが、その舞台は山陰本線の浜田やここ三江線が出てきた。その三江線もこの大家族が利用すれば一気に乗車率が跳ね上がり、1両編成の列車も大変な事になる。というよりほぼ貸切状態であった。
駅前は完全なる市街地が形成されており、いかにも街の中心的存在であるが、その中心的存在も列車が来ない間はかなりひっそりとしていた。列車が来たらどんな賑わいを見せてくるれのであろうか・・・
そして、この日私は三江線全駅制覇に挑んでいたが、この石見川本に着いた時点で「よし、これ、マジでいけるな」と確信を持った。前半に千金を訪問した時はどうなる事かと思ったが「いけるな」というよりは「必ず行ってみたい」という気持ちにさせてくれた。その理由はわからなかったが、その理由を探しに更に三次に向けてハンドルを切った。


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ご覧のように、駅前はかなりの生活の気配を感じる。だが、時刻表の数字の羅列が少ない三江線は沿線住民の交通手段の主役ではない。もちろんこの事は、全国の現在の鉄道環境を取り巻く事象であるが・・・

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そしてこちらが石見川本駅舎。実に堂々としている。かつてはJR職員もいたが、現在は簡易委託駅と聞く。正直言って昔のイメージは完全になくなっていた。もちろん建物的・設備的な事ではなく、なんというか人間の「五感」で感じる何かから来るもの、というかむしろ「第六感」的なものから来る感覚であろうか。

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そして駅舎内へ。ご覧のように大きく立派な待合室がある。だが、列車を待つ乗客の姿は・・・


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設備的にもかなりの中心度を感じる事ができる。考えてみたら江津から三次に向かう際、初の交換設備がある駅となる。という事は閉塞区間が実に長い!!更に、そんな交換設備がある駅に素敵な改札があるが・・・


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という事で更に三次方面へと車を滑らせる。ハッキリ言って自身が考えた企画であるが、現役の三江線をこうしてフルにめぐる事ができる私は、ある意味幸せかも知れない。だから尚更やめられない鉄道愛。確かに23年くらいのブランクはあったが、今こうして再びレールと向き合える自分は実に充実感溢れている。もちろん「ガラスの」10代時代の感覚ではない鉄道を感じる私の身体は、こうして鉄道エキスを注入する事により更に進化していく・・・


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おススメ路線

三江線は、さんこうせんと読むのですね。
ウィキペで検索したら、島根⇔広島と明記されてました。

石見川本の駅前はゴーストタウン化してますね。
都会の一部だけですよね。
平日でも賑わってるのは。

私の住む近辺もこんな感じですよ。
人気のある有名なラーメン屋だけです。
人が行き来してるのは。

駅前商店街じゃなくて、郊外にある大型商業施設へ車で行っちゃうんですよね。


私も8月中の休みを利用しての駅訪問を真剣に考えましたが、御存知の通り、台風の影響を考慮して断念しました。
水害が尋常ではないので・・・。

一応、候補として飯山線か、能登鉄道を考えてました。
他に、おススメ路線があれば、教えて欲しいです。
“灯台下暗し”的な穴場があれば。


でむろい・まぁーちん様

コメントありがとうございます。

確かに川本の街は沿線最大の都市とは言え限りなく「ゴースト」のようですが、でもまだまだ生活の匂いがかなり感じられます。とは言え、移動の主役は列車ではありませんが。

さて、気になる訪問先の案内ですが、「新潟交通」や「蒲原鉄道」などいかがでしょうか。新潟交通の旧・月形駅では車両も展示されビギナー向けです。蒲原鉄道はスキー場に例えると「八方尾根」的な感じでしょうか。赤谷線や魚沼線もどちらかというとこの部類にはいりますが「栂池高原」的ならやはり訪問構想があったのと鉄道がいいと思います。まだ廃止されて比較的それほど年月が経っていないので痕跡もかなり見られると思います。

蒲原鉄道

ダイヤモンド☆トナカイさん、返信どうもありがとうございます。

個人的好みでいうと、廃線跡地も好きなんです。
旧・月形駅はhpが解説されてるようで、興味持ちました。


三江線もそうみたいですが、私は訪問するにあたっては単線であること強く望んでます。
できれば、非電化で。

羽越線や奥羽本線も候補として考えてました。

ネットで検索・確認して、十分吟味して決めますよ。

では、また・・・。

でむろい・まぁーちん様

コメントありがとうございます。

単線・非電化・・・こだわりがありますね。
そのこだわりに充分応えてくれる路線の多くは北海道ですね。現役、廃線ともに充実していますが、なにせ移動範囲が広いので時間を充分に取らなければいけませんね。

そうした意味からも私は今回三江線を選んだわけですが、この三江線も「リバプールの風」になるのは決定事項ですから、現役時代を訪問されるなら今ですね。今しかないです。

北海道には今年廃止になる留萌本線の一部区間がありますが、既に詣に来るレールファンで埋め尽くされれているみたいなので普段の風景は見れないかも知れません。

現在はネット的な調査手段があって便利ですね。充分に吟味して調べてみてください。明るい報告お待ちしています!
プロフィール

ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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