三江線への挑戦⑲ 石見松原
2016-10-16

これまで私は散々「地味」を連発してきたが、これほど地味な駅はない!秘境度的にもN01であろう石見松原。併走する道路から完全に「隔離」されて、実際に車で到達しようにはナビがあってもわからない!!ナビの案内で到着したのだが駅は愚か、三江線の線路さえまるで見当たらない。これマジ?せっかくここまできたのにひと駅制覇できないの?みたいな不安が過ぎってしまったのだが・・・
これは「野生の感」、いや「霊感ヤマカン第六感」であろう・・・道路淵に小さな口が空いていた。「おや?これは・・・」私は咄嗟に車を停め、その口の開いた場所へと足を運ばせた。
やはり「第六感」は的中。その怪しい入口は駅へと繋がるルードであった。だがしかし・・・確実にマムシがでる環境!プラス民家見当たらないし~、氷柱状の「ツル」は垂れてるし~みたいな環境・・・これは超レアもの!某秘境駅訪問家も喜びそうなパーフェクトな駅である。そんな通路をくぐって駅に到達すると・・・案の定別のルートからも来れる様な道がつながっていた。が、多分車では無理であったろう。いずれにしても「出る」のは確実っぽい雰囲気であった。特に意味深な駅前広場がやたら気になる石見松原は、重要文化財にしてでも後世に受け継がれていただきたい物件であった。

見よ!これが駅の入口だ!!というか、写真は並走道路から既にご覧の通路を抜け石見松原側から見た通路であるが・・・こんなの、普通駅に通ずる道とは思わないよね!

たらりと垂れる大自然の営み・・・いや、ここは駅入口!大自然の営みからかけ離れていなければいけないのだが・・・この築堤トンネルの上は恐らく三江線のレールが敷かれている事であろう。


こ、これが駅に通じる道・・・当然車は乗り入れ不可!というか、付近に民家まるで無し!特に上の写真はなんだかわからないであろう。

そしてついにその全貌を現す!こうして見ると普通に駅であるが、そこまでの道のりは険しい・・・



ご覧のように、隠れた「名駅」であるこの石見松原は、三江線特有の、というよりむしろ九州のローカル線にあるような雰囲気でもあった。駅前広場は途中で途切れ、私が通ってきた道以外にもこの駅にやっていくる別の道も確認できた。

付近には道の駅があった。というか、この江の川の山奥にこういった施設があるのは実に心強い。

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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ様
にわか者様
コメントありがとうございます。
何もかもが確立されたこの世の中・・・とは言うものの、カーナビすらアナログ的な動きをしますよね。今回の旅で私は自身のカーナビを持参しましたが、三段峡から江津へ向かうために浜田自動車道を通りました。が、なんと道路から逸れ、道の無い山の中をひたすら通っておりました!
これって高速だからまだいいのですが、一般道だったら・・・と思うとゾッとするような山間の道を通るため、まだまだカーナビも進化の余地ありですね、かなり。
というより、そんな場所にもレールを敷いた先代のご苦労を思うと・・・廃止してしまうのは本当にもったいない気持ちですね。もちろん経営者側的な気持ちも察するに至りますが・・・
何もかもが確立されたこの世の中・・・とは言うものの、カーナビすらアナログ的な動きをしますよね。今回の旅で私は自身のカーナビを持参しましたが、三段峡から江津へ向かうために浜田自動車道を通りました。が、なんと道路から逸れ、道の無い山の中をひたすら通っておりました!
これって高速だからまだいいのですが、一般道だったら・・・と思うとゾッとするような山間の道を通るため、まだまだカーナビも進化の余地ありですね、かなり。
というより、そんな場所にもレールを敷いた先代のご苦労を思うと・・・廃止してしまうのは本当にもったいない気持ちですね。もちろん経営者側的な気持ちも察するに至りますが・・・
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そもそも駅としての機能を果たしているのか???
それが魅力という方もいらっしゃいますが、経営側としては…(∋_∈)
やはり廃止ですかねぇ…