三段峡への挑戦⑤ 安芸飯室
2017-06-15

(現役時代の駅名標。写真は「プラットホームの旅」より。そう、国鉄時代の貴重な写真だ!)
以前に可部線の駅訪問に関してはいくつか紹介したが、まだ紹介していない訪問先があるのでいくつか紹介してみたい。まずは安芸飯室であるが、現在でも駅舎やホームがしっかりと残っている。ウィキによると、駅舎はカフェが営業しているらしいが、私の訪問時はそのような印象は記憶が薄い。何か公民館的な雰囲気で使われているような印象であったが、もしかしたら記憶違いかも知れない。それより大事なのは、今もこうしてレールがあった証がある事。可部線の非電化区間は最後まで力の限り頑張って営業してくれた印象だ。ただ、駅前には国道が沿い、代替えバスを走らせるにも不足はないくらいの幅員であるので十分にその役割は果たせることであろう。
現役時代は島式ホームの駅で、加計とともに可部以北の非電化区間では列車交換が出来る駅として役割を果たした。晩年は無人駅であったが、当然ながらCTC化されポイント操作の従業員が必要なくなってからの事であろう。
さて、今回も現役時代の写真を、相互リンクさせていただいている「プラットホームの旅」を管理なさっている「massi1」様のご協力をいただく事にした。この場を借りまして御礼申し上げます。



現在の安芸飯室の姿。現役時代をそのままに、管理人が違えど今もこうしてレールの歴史を後世に無言で伝えている。




いざホームへ。ご覧の通り、現役時代は列車交換ができたのだとひと目でわかる風景。ただ、こうして見てみるとやや華奢な印象である。朝の通学時は大丈夫だったのかと・・・


通常では考えられないような場所にある部品。というか、一般的にはなかなか認知度が低いであろうが、我々レールに携わる者が見ると、なんとなく胸騒ぎがするのはなぜか?

普通に現役時代を感じる風景であろう。今後もこうしてこの状態を維持してもらいたいが、できれば現役復帰が一番の姿であるのは言うまでもない。


もちろん「代替えバス」もちゃんと機能しているが、正直、鉄道で金儲けすると考えた場合はなかなか辛い風景かも知れない。


レールがあった一部の場所は駐車場になっていた。その理由をウィキで調べたら、どうやら駅舎はカフェとして再利用されていたらしい。ただ、私の訪問時はそのような賑わいは無かった印象であった。





最後に、こちらの写真は相互リンクさせていただいている「プラットホームの旅」を管理なさっている「massi1」様のご協力のものである。とても貴重な国鉄時代の姿を経験なされているというのは実に素敵で羨ましい限りである。ご協力ありがとうございました!

そんなこんなで次の訪問先へと向かっていった・・・

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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ
にわか者様
コメントありがとうございます。
加計・・・確かに今「ナウい」キーワードですね。ただ、残念なのは、舞台が広島ではなく岡山ってところですか。そして今回の旅ではもちろん加計も訪問しましたが、ある意味モニュメント的なものしかなく、ブログ的なジャーナルになるかどうか疑問だったのであえて掲載を見送ってます。
ですが、ここまで知名度が広がった以上、いつか紹介しなければならないかもしれませんね。
ちなみに次回は安野を紹介する予定ですが、ここもまた可部線の遺構がものすごいので是非ご覧下さい。
加計・・・確かに今「ナウい」キーワードですね。ただ、残念なのは、舞台が広島ではなく岡山ってところですか。そして今回の旅ではもちろん加計も訪問しましたが、ある意味モニュメント的なものしかなく、ブログ的なジャーナルになるかどうか疑問だったのであえて掲載を見送ってます。
ですが、ここまで知名度が広がった以上、いつか紹介しなければならないかもしれませんね。
ちなみに次回は安野を紹介する予定ですが、ここもまた可部線の遺構がものすごいので是非ご覧下さい。
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今回、かなり足跡が多くないですか???
おわかりいただけたであろうか?
まさかこれは、加計というキーワードが、全国民的にヒットしてしまったためとでも、言うのだろうか…(^_^;)