鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

蝦夷からアイヌへ④ 飛行場前

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こちらの駅名標は現役時代。「プラットホームの旅」の管理人様よりご協力いただいた。

天北線にあった飛行場前「駅」は、国鉄時代は仮乗降場であった。いわゆる全国版の時刻表には載らない駅なので、その存在を知る者は地元の方かレールファンがほとんどを占めていた事であろう。私も北海道初上陸前にはわざわざ通販で「道内時刻表」を取り寄せたものだ。それは1982年~1983年の頃だったと思うが、常に夏休みには北海道行きを憧れ事前に計画を散々練っていたものだ。だがその夢は実現せず・・・こうして現在廃線跡を巡っているわけである。

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こちらも「プラットホームの旅」よりのご提供の現役時代である。私がかつて某書籍で見て以来、ずっと憧れていた駅だけに実に素敵な風景である。

駅名の由来についてはウィキで確認していただくとして、とにかく天北線を音威子府から車でここ飛行場前までスっ飛ばしてきた印象・・・それは、旅客のみの収入では完全に商売が成り立たないという事。天北線の沿線で大きな集落と言えば浜頓別くらいで、他は完全に鉄道の最大の特徴であり長所でもある「大量輸送」からは遠くかけ離れている沿線風景である。ではなぜそこにレールがあるのか・・・沿線には、特に放牧が盛んで酪農風景がはるばる広がる。そう、天北線も、現在ほど道路が整備されていない時代は貨物輸送が盛んで、特に酪品などの輸送でかなり役にたっていたことであろう。いや、むしろ開拓部落にとってなくてはならない輸送手段だったのではないか。そんな歴史が現在の沿線風景を見てひしひしと感じてくる。

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こんな素晴らしい待合室があった。しかも仮乗降場であるのに・・・こちらも「プラットホームの旅」より。

特にここ飛行場前は酪農業のど真ん中にあるイメージで、浜頓別からそれほど離れているわけでもないのにこれほど酪農が盛んな風景を見れるとは、さすが北海道の雄大さを実感する瞬間でもあった。だからこそ、かつてにおける天北線の重要性を肌で感じる事ができた。

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そしてこちらが今回訪問した飛行場前。写真中央のサイクリングロードはもちろん天北線のレール跡だ。そして左側にあるのは飛行場前のホームであるが・・

ところで、今回も現役時代の写真は「プラットホームの旅」の管理人様にご協力いただいた。
実はこの飛行場前、私がかねてから訪問したいと憧れていた駅。そう、中学生時代からずっと憧れていた駅である。今回の訪問でその夢が実現したわけであるが、もちろん現役時代に訪問したかった。それが故に、今回の旅では、いわば強引に飛行場前の訪問を組み込んだといっても過言でないくらいで、更に訪問当日も無理なスケジュールから訪問をやめようかと思ったが、やはりせっかく来たのだからチャレンジしてみようと、ダメなら途中で引き上げようという覚悟の元に実現した。であるから成功した現在はとても嬉しさを隠せずにいるのも正直なところである。

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お分かりいただけだであろうか。夏期になるとほぼ自然に返る雰囲気であろうが、それでも仮乗降場らしきホームが確認できる。正直言って周囲は完全に酪農業風景しか確認できないため、旅客扱いではかなりの苦戦を強いられる事であろう。だが、よくここまで姿をとどめてくれていたものだ。

ただ、廃止されてから30年近く経っているので保存状態はいかがなものかと思ったが、いざ訪問してみると、それはそれは私が思っていた以上に「まだまだイケる!」状態であった。もちろん傍から見れば単なる朽ち果てた建造物であろう。だが私にしてみれば、よくぞここまで姿をとどめていてくれたと褒めたいくらいであった。よくぞ今まで私の訪問を待っていてくれてた!という思いであった。

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そして浜頓別側の風景。手前はかつて踏切があった場所であるが、現在その姿はない。だが、いかにも北海道らしい真っ直ぐなレールが果てしない。憧れの駅に訪問できてやや満足であったが、やはり現役時代に来たかった。であるが、今後もこうして私の再訪を待っていてくれるなら本気で嬉しい。その時まで・・・待っていてくれ、飛行場前!


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コメント

ダイヤモンド☆トナカイ様

国鉄、JRの現役路線にこだわり、三セク化されただけでも、もう興味なしの私ですが…(^_^;)
こういう廃線巡りも、なかなかいいものですね(^_^;)
現役時代、興味のある車両が走っていない路線については、ただ単に機械的に乗り潰しに終始してしまった自分を残念に思います(ToT)

にわか者様

コメントありがとうございます。

「ただ単に機械的に乗り潰しに終始してしまった」とは、まさに私も同じ心境ですね。だからこうして失われた鉄道を巡っているのかも知れません。というより、乗りつぶし当時は中学生、高校生くらいですから今のような感性で全国の鉄道路線を乗り潰すというのがまず無理な課題でしょうと思います。というより、中学生くらいで、例えば「飛行場前」の素晴らしさがわかったら、それは相当の玄人的コアなレールファンでありましょう。ですから「機械的」にでも一度は訪問できたというのは素晴らしい事ですし、ある意味「財産」になると思います。

ですから、実は今回声問にも訪問していますが、痕跡すらない現状に、やはり現役時代に・・・という思いが出てきますね。

ダイヤモンド☆トナカイ様

いやいや、ダイヤモンド☆トナカイさんは、当時から素晴らしい感性をお持ちだったかと(^O^)
私は車両しか興味がなく…(ToT)
ただ、白糠線の北進駅については、現役時代に書籍でその写真を見て、見入ってしまうほどの感銘を受けたのは事実…
ぜひ行ってみたいと…
しかし…かなわぬ夢となりました…
あと、仮乗降所についても、当時から興味がありましたね。
おそらく、プロカメラマンの写真が素晴らしかったのでしょう(^_^;)
実際に行って、ありゃ?(°□°;)というのは、一度や二度ではないですから(^_^;)

にわか者様

コメントありがとうございます。

1980年代に廃止された北海道の国鉄路線で、唯一私が経験したのは白糠線ですが、廃止2週間前だったので、やたら同業者が多く、旅情もへったくれも無かった印象でしたが・・・それでも枯葉散る北進駅の何も無さには驚きました。本当は更に数100メートル先の車止まで行って将来の白糠線を見てみたかったのですが、時間的に無理だったので断念しました。とはいえ、将来なんて既に決定していたのですが、螺湾を通って足寄なんて、ものすごい夢のある延伸計画ですね。

と言っても、現在の目線だとつい現実的な銭金勘定やらなにやらの雑念が入ってしまい「素直に楽しむ」という行為にやや弊害がありますが・・・もしかしたらカメラマンて、ただピュアに写真のアングルしか考えてないので素敵に伝えることができるのかも知れません。私の写真をご覧になってお分かりの通り、雑念だらけですよね。

こんばんは。
天北線も一度は乗ってみたかった路線です。JRに移行するまで残っていた長大な赤字ローカル線、どれも魅力的でしたが、私の年齢では訪ねることはかないませんでした。
名寄本線は、遠軽駅から歩いて線路が延びていたであろう方へ行ってみたことがあります。廃止から数十年の時間は、少し見ただけでは線路のあったことを感じさせてはくれませんでした。
天北線は、急行列車にも乗ってみたかったものです。戦後の入植者さえその地を棄てて他所へ移るような土地、車窓に映る風景はどんなだったのでしょうか。
標津線、有名な写真家の撮った、根釧台地を走る単行気動車の写真を幼い頃に見た記憶が今も残っています。少し前に厚床駅を通り掛かりましたが、車窓に見るだけでは標津線の列車の走っていた頃の面影はわかりませんでした。
池北線だけは、第三セクター鉄道に移行した後に乗ろうと思えば乗れるチャンスがありました。池北線に直通する車両に乗って根室本線を旅したことがありました。しかしその時は、その列車に乗り続けることはなく、池田で降りてしまいました。
どうにも手の届かない、過去にあった素晴らしき鉄道の数々、惜しくて仕方がありません。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

風旅記様

コメントありがとうございます。

確かに1980年代後半までに、いわゆる「赤字ローカル線」と呼ばれる鉄道路線が殆ど姿を消してしまいました。
私の場合、これらの路線にはその気になれば訪問できたのですが、1984年以降レールファンから離れた関係で訪問できたのは白糠線だけでした。

その後もそれ以前も北海道行は散々計画をたててましたが全てお蔵入りとなってしまい残念な思いです。今でこそこうして廃線跡を巡ってますが、やはり現役時代にこそ!という思いです。
名寄本線の跡は私も訪問してますが、かつて中湧別~湧別間に四号線(しごうせん)という仮乗降場がありました。もちろん現在は面影など全く皆無でしたが、物凄く素敵な仮乗降場だったのでやはり現役時代訪問できなかったのが心残りです。

今後、日高本線や留萌本線の去就が気になるところですが、やはり訪問できるうちにした方があとで後悔しない事でしょう。

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ダイヤモンド☆トナカイ

Author:ダイヤモンド☆トナカイ
所在地:神奈川県湘南地区

〇2013年6月11日、北陸新幹線長野駅にてJR全線制覇いたしました(当時)。
国内の鉄道は、沖縄の「ゆいレール」を残し全線制覇しました。(とは言うものの、2015年3月の北陸新幹線延伸によりJR全線制覇は「ベルト返上」しました)

★ ブログ記事の「リメイク版」は、以前にホームページで紹介した旅日記をブログでリメイクしたものです。


◎ブログの登場人物

★ ダイナミック☆トナカイ
・・・中学時代の後輩で、2013年に約30年振りに再会を果たした。数多くの写真を提供していただいた「盟友」でもある。

★ おさる・・・かつて私がバンド活動をしていた時のメンバーで、鉄道復活のきっかけを作ってくれた人物。彼とは「秘境駅」を数回訪問した「親友」でもある。

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