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鉄道全線完全制覇の旅

昭和から平成へ・・・全線制覇の旅紀行!

新春ジャイアントシリーズ④ 北星

久々に時刻表を購入し改めて驚いた。各メディアにて既に報告は受けていたものの、2021年3月13日JRダイヤ改正号の時刻表をめくって見たら、各方面のページレイアウトが変更されていたり、特に北海道に関しては石北本線や宗谷本線などはかつてよりスペースがスッキリして圧縮されたイメージであった。つまり駅の廃止により駅名の羅列が減少したためのスッキリ感がイメージをそうさせたのだろう。
そのスッキリ感の中には秘境駅として人気が高かった駅も含まれており、レールファンとしては惜別の念を禁じえない状況であろう。そんな駅の数々を暫くバックナンバーで振り返ってみたい。


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レールファン、特に秘境駅ファンにおいては大変有名な存在であろう北星であるが、特異な待合室の存在が圧倒的存在感を見せつけてくれるのは周知の事実であろう。日進との間にはかつて「智東」があったが、利用者僅少のため廃止されたのは2006年の事であった。2017年訪問時はレンタカーによる訪問であったが、地理上の都合からひとつ先の智恵文が先の訪問となった。そして先述通り酪農というよりはむしろ畑が多い風景となっている道を只管名寄方向に逆戻りする形で北星に向かった。

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早速、レールファンにはお馴染みの待合室。強烈なアピールの文字帯が印象的であるが、特に冬季には本当にこの存在が守り神となる。

そういえば、かつて上野~盛岡間で寝台特急「北星」があった。今考えたら盛岡までの寝台特急ってなんだかものすごく特異な雰囲気を醸し出すが、更に驚く事に、上野~仙台間に「新星」という寝台急行が運転されていたのはご存知であろうか?私の知る限りでは当時20系の寝台列車であったが、確か東北新幹線か上越新幹線が開通した年の1982年に廃止されたのが私の記憶である。現在ではどちらも新幹線であれば数時間の距離で、とても「寝台」で旅する距離と時間の感覚はないであろう。若いレールファンには信じられないであろうが、そんな列車がかつては運転されていた上野口であった・・・みたいな事を思い出してしまうこの北星「駅」は、その事については全く縁もゆかりもないであろう事象である。

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早速中へ。毎日利用できたら実に「いいね」的な雰囲気。本気で独占、いや、自身の書斎にしたい気分である。

普通列車でこの駅に到着すると「絶対に下車したい!」という気持ちに駆られるのは私だけであろうか?このままスルーしてしまうのはものすごく勿体無い気持ちになる。どうしてもあの特徴ある待合室が気になって気になって仕方がない。
2014年の訪問時は普通列車で普通に停車しただけで超物足りなかったが、2017年訪問時はレンタカーであったので、ある意味地元民感覚での訪問となった。先述したが、2017年訪問時は先に智恵文を訪問してからの北星への訪問となった。その智恵文の駅前の道から更に名寄方に向かうと北星に着くが、この道は実に「地元密着」の道である。

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絶対的にかつての「仮」的佇まい。であるが、歴史的には「仮」の姿は無い。だが、木製の重みを余すことなく感じることができる足元は、まさに北海道特有の「名産品」であろう。

文明の利器が発達した現在でなければ恐らく私は車でたどり着けなかったであろう地元密着型の道路をひたすら進むが、北星に着く頃には更に地元密着型になり更にカーナビの威力を発揮したが、本気で地元の方が駅を利用する雰囲気で北星に到着する体験ができたのは実に嬉しかった。鉄道とは本来、利用者があって成り立つものである。と言うか、鉄道に限らず、バスなどの公共交通機関などは全てこの理屈に当てはまるが、鉄道以外の方法で北星を訪問してみると、よくぞこの場所に公共交通機関が存在するなと改めて感心してしまう環境である。我々レールファンはよく「秘境駅」などとネーミングをしてそういったカテゴリーを楽しんでいる部分もあるが、そのような形では語れない意味深な何かを感じさせてくれる北星の存在であった。先人の歴史があるものの、この現代において宗谷本線を経営するJR北海道の苦悩や努力が肌身で伝わってくる思いを感じた駅であった。もちろん、北星に私が訪問してすぐにこういう感覚になったという事ではないが、むしろ「改めて」と表現させていただいて実感したという事である。

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現代シーンにおいてこういった風景を今でも体験できるのがレールファンが多く存在する理由でもあろう。特に宗谷本線ではこういった風景を体験できる場所が少なくないのも特徴。

特に北海道は国鉄時代は仮乗降場の宝庫であった。若いレールファンにとって「仮乗降場」というキーワードはほぼ伝説に近いであろう。北星は仮乗降場としての過去は無いが、国鉄時代は仮乗降場と呼ばれる駅がたくさんあり、むしろこの北星もこの部類に分類されてもおかしくない存在であった。正直言って駅とかつて仮乗降場の区別というか差というものが、私のような古いレールファンの場合は何となく感じる事ができた。だが、宗谷本線においては特にその「差」というものをあまり感じない印象であったのが2017年訪問時であった。

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コメント

ダイヤモンド☆トナカイ様

『北星』???『北斗星」の間違いではないですか?しっかりしてください!
byナウいヤングなテツ

いや~、『新星』ですか!懐かしいですね。
あの当時、ニュースでダイヤ改正が取り上げられており、『新星』の映像が流れていた記憶がありますよ。
やっぱりタイムマシンが欲しいですね。

ちなみに・・・私が高校生の時だったか?なぜか『さくら』に『北星』のテールマークが表示されておりまして・・・
偶然にも撮影しました。

にわか者様

コメントありがとうございます。

盛岡行きの寝台特急は実に異色な存在でできればあの当時に「個室」の概念が欲しかったですね。勿論B寝台で。しかし「北星」のテールを中京地区で見かけるとは大変貴重な経験ですね。今思えば「新星」などは583系でも良かったんじゃないかなと。勿論人それぞれでしょうが、仙台までの距離を客車って能率悪いですよね、って大人の意見になってしまいますが・・・

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ダイヤモンド✡トナカイ

Author:ダイヤモンド✡トナカイ
✩2022年4月より毎週土曜日更新になります✩


昭和・国鉄の話題を中心に紹介しています。


2013年に長野新幹線の長野駅にて「いい旅チャレンジ20000km」よりスタートした国鉄時代の制覇を含めJR全線制覇を、そしてゆいレール以外の鉄道全線制覇を達成いたしました。


以降、北陸新幹線と北海道新幹線などの開業によりタイトルは返上しています。

JR以外の私鉄を含む鉄道未制覇路線は北陸新幹線(長野~金沢)・北海道新幹線・仙台地下鉄東西線・仙石東北ライン・富山地方鉄道延伸部分・ゆいレール・相鉄直通線(相鉄新横浜線)、そして新規開業の西九州新幹線や宇都宮に開業したライトレールも新たに加わりますます未制覇路線が増えてしまいました・・・

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