新春ジャイアントシリーズ⑦ いよいよ 南美深に到着
2018-02-05

いよいよ北海道の典型的な駅の姿・・・昔仮乗降場とか秘境駅など、宗谷本線は盛りだくさんであるうちのひとつであるここ南美深は、美深からひと駅しか離れてないのにひっそりしている。とはいうものの、美深まで近いのでそれなりに利用者が期待できそうだか・・・



恐らくレール事情を知らない方ならこれが待合室と聞くと驚愕するであろう。我々的には味があってなかなかいい待合室と素直に受け止める事ができる、というよりむしろ大歓迎!な雰囲気。
そしてなによりかつて国鉄路線であった美深から分岐する美幸線の東美深や辺渓に割りと近い距離にあるのも特長であろう。そして辺渓より先は仁宇布まで約10キロ以上の間駅がなかったということは、それだけ利用者が期待出来なかったという事で、集落的な物が無かった事を示唆する。






ホームも同じことがいえよう。ただ、ここ南美深は私が物心ついた時には既に「仮」ではなかった。国鉄⇒JRに変遷する前の国鉄時代のかなり前の時期に駅に昇格している。
その点南美深は先程も触れたが東美深や辺渓に近いという事もあり、かつてはそれなりの利用者があったのであろう。だが、周知の通り美幸線は「日本一赤字のローカル線」というレッテルを貼られたまま廃止になってしまった。といっても赤字額ではなくて赤字率なので、当時の東海道本線に比べたら全然微々たるものであるが、いずれにしても赤字「率」というより収支係数(営業係数)ワーストワンに輝いた実績もあるのだからやはり廃止されても仕方なかったであろう。それは、例えば北見枝幸まで繋がっていたとしても同じ事がいえるだろう。

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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ様
にわか者様
コメントありがとうございます。
美幸線に乗車できたのは貴重な体験ですね。私ももう少しレールファンを続けていれば間違いなく訪問していたでしょう。
美幸線は美深の3番線と仁宇布に、また未成線として天の川トンネルなどにその面影を残しますが、白糠線はどうなんでしょうか。というより地図を見ればわかるのですが、北進から先の延伸は、大枚をはたいてまで繋げるほどの商品価値がほとんど無いでしょう。なんて私がここに述べるまでもなく周知の事実ですが、そんな事情は当時の中学生にしてみたら全くわからない事柄なので、廃止と聞けばすっ飛んで乗りに行ってたわけです。
特に宮脇氏がよく言ってましたが「国鉄の赤字をなくしたいならまず東海道線を廃止すればいい」とは、確かに美幸線は収支係数ワーストでしたが、赤字額では東海道線にくらべれば微々たるものですよね。とはいえ、もし現存してたとしても遅かれ早かれ同じい運命を辿っていた事でしょう。
いずれにしても素晴らしいローカル線だったことには変わりないですが。
美幸線に乗車できたのは貴重な体験ですね。私ももう少しレールファンを続けていれば間違いなく訪問していたでしょう。
美幸線は美深の3番線と仁宇布に、また未成線として天の川トンネルなどにその面影を残しますが、白糠線はどうなんでしょうか。というより地図を見ればわかるのですが、北進から先の延伸は、大枚をはたいてまで繋げるほどの商品価値がほとんど無いでしょう。なんて私がここに述べるまでもなく周知の事実ですが、そんな事情は当時の中学生にしてみたら全くわからない事柄なので、廃止と聞けばすっ飛んで乗りに行ってたわけです。
特に宮脇氏がよく言ってましたが「国鉄の赤字をなくしたいならまず東海道線を廃止すればいい」とは、確かに美幸線は収支係数ワーストでしたが、赤字額では東海道線にくらべれば微々たるものですよね。とはいえ、もし現存してたとしても遅かれ早かれ同じい運命を辿っていた事でしょう。
いずれにしても素晴らしいローカル線だったことには変わりないですが。
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日本一の赤字線と言われたわりには、しぶとく生き残ってくれたおかげで、私は間に合うことができました!
それにしても、美幸線よりも先に白糠線が廃止されるとは・・・