エキサイトシリーズ⑨ 夕日が眩しい上幌延
2018-04-15

最近私は「サスペンス」にハマっている。ついこの間まで「浅見光彦シリーズ」を欠かさず観ていたが、途中でキャストの変更があり、慣れるまでに少々時間がかかった。キャストは変わっても役処のシチュエーションは変わらずで、主人公の浅見光彦の身の回りでおきる事件を解決していくストーリーであるが、その浅見光彦は裕福な家に家族と住んでおり、家族とは敬語で会話をするというなんとも変わった設定だ。そして一番のポイントは歳の離れた兄が警察官で、なんと刑事局長という設定である。これが前半から中盤の見せどころで、毎回浅見光彦が事件に巻き込まれ重要参考人として警察に連行される。そして身元確認している最中に事情を聞いている刑事が散々光彦の事をコキおろすが、刑事局長の弟と判明したとたんに刑事が手のひらを返したように態度が変わるのがお決まりのパターンとなっている。その手のひらを返す刑事役は大体お笑い系のタレントが多い。
やはりこうした「お決り」が観る側も期待をするしそれに応えてこそヒットする法則みたいな方程式があるのかも知れない。





駅舎はお馴染みの貨車。正確には車掌室とでも言おうか。私が「いい旅チャレンジ20000km」で全国をかけ潜っていた1980年代までは頻繁に現役として見かけたが、徐々にフェードアウトしていった。とは言え、姿形を変え今もこうして活躍していると思うと、何となく感慨深い感じもする。
例えば「ドリフ」などは最も象徴的であろう。「ヒゲダンス」や「カラスの勝手でしょう」などはあのタイミングで出すからいいのである。やはり「お決り」「マンネリ」こそ我々にとって大切であり素敵な事ではなかろうか。
また、故・渡瀬恒彦演じる「十津川警部シリーズ」もいい。このシリーズは原作が西村京太郎だけにレールファンにはたまらないシーンやテーマが登場する。とはいえ、とりわけレールファンではなさそうであるが、それでも「北斗星」や500系新幹線など登場させる辺りが憎い。
だが、「やっぱり浅見光彦は沢村一樹だよなぁ~」と思いながら「でも、もこみちもまた別の意味でいい味出してるな~」みたいな感じで夜の11時頃からCSで観始める私に少々ブレーキをかけてもらいたい気持ちである。


板張りでは無く砂利というのが重厚さを感じる。有効長がそれなりにあるホームも、現在は恐らく長さの3分の1くらいしか使用されていないであろう。
さて、そんなドラマに出てきそうな上幌延であるが、幌延よりも南にありなから「上」を冠するのは実に不思議であるが、何れにしても幌延の通勤圏内の位置にある。もちろん、あえてそう記してみたが、周囲は「秘境駅」とカテゴリーしてもよさげで、文明とは程遠い雰囲気を醸し出す。
だが、モータリゼーションと過疎化により鉄道としてのメリットを最大限発揮できなくなってしまった現在、ほんの僅かな通学客が利用しているにとどまっている事であろう。いや、仮にそうだとしても、卒業すれば利用者は減るということになろうか。同じ北海道でも札沼線の札幌側は利用者増で電化複線化に改良されたというのに。

さて、次は今夜の宿となる幌延だ。すっかりあたりも暗くなってきたが、初夏の北海道は日が長い。

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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ様
にわか者様
コメントありがとうございます。
三橋達也!確か「鉄道公安官」に出演してましたよね?亀さんが愛川欽也というのもなつかしい。
高嶋政伸のCMは記憶にありませんでしたが、高嶋政伸の私のイメージは「ホテル」でしょうか。「姉さん、事件です!」ってそんなにホテルプラトンはトラブル続きなのかと心配してしまい、ある意味宿泊するのにためらってしまいそうです。
三橋達也!確か「鉄道公安官」に出演してましたよね?亀さんが愛川欽也というのもなつかしい。
高嶋政伸のCMは記憶にありませんでしたが、高嶋政伸の私のイメージは「ホテル」でしょうか。「姉さん、事件です!」ってそんなにホテルプラトンはトラブル続きなのかと心配してしまい、ある意味宿泊するのにためらってしまいそうです。
ダイヤモンド☆トナカイ様
言葉足らずで、申し訳ありません。
CMは高島忠夫氏です。
そういえば、忠夫氏も十津川警部を演じていましたね。
CMは高島忠夫氏です。
そういえば、忠夫氏も十津川警部を演じていましたね。
にわか者様
コメントありがとうございます。
今、ヤングな男女は高島忠夫を知らないかも知れませんね。私的には「ドレミファドン!」の印象が非常に強く、また映画の解説でも印象深いですね。
十津川警部・・・頭に「新」を冠するとまた違ったドラマが生まれそうですが・・・
今、ヤングな男女は高島忠夫を知らないかも知れませんね。私的には「ドレミファドン!」の印象が非常に強く、また映画の解説でも印象深いですね。
十津川警部・・・頭に「新」を冠するとまた違ったドラマが生まれそうですが・・・
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あのボソボソと聞き取りにくい口調がよかった。
亀さんは、愛川欽也氏ですね。
逆に残念だったのは、高嶋政伸氏・・・
高嶋氏といえば、グランドユニバースのCMを覚えていらっしゃしますか?
すと言えばスペイン、インコと、つづくヤツです。
ご多分にもれず、インコをうんこと言っていました(汗)