世界最強ダッグリーグ戦 関西電力黒部見学ルート・アゲイン①
2018-11-30
既にダイジェスト版で関西電力・黒部見学ルートの旅の模様は紹介したが、建設当時の黒部に賭ける地元の思いは計り知れないものが物凄く伝わってくるものがあり、とてもダイジェスト版ではお伝えできない思いであった。
そんな思いから再び黒部の旅を紹介しみたいと思う。ある意味私はラッキーだったかも知れないが、改めて当時の模様を振り返ってみたい。

電鉄富山は始発の時間帯は、6月のためご覧の通り明るい。右側は建設中の北陸新幹線工事現場であるが、もちろん現在は工事が完成し営業状態である。
「当たったら三連休します!」
私は勤務先に予め報告しておいた。数十年前から黒部の「裏ルート」に非常に興味があった。だがそれは抽選で当たらなければ決して踏み入る事ができない「要塞」のような空間であった。
関西電力黒部見学ルート。富山県は黒部峡谷鉄道の欅平から先、一般の地図上には無い黒部ダムまでのレールがそこにある。基本的には黒部ダムへの従業員や物資を輸送するための手段であり関西電力の言わば「専用」「業務用」である鉄道であるが、ある一定の期間中は「見学」という形で一般に開放される。それが関西電力黒部見学ルートである。料金は無料であるが、一定の期間内に申込手続きをし当選すると案内書が届く。いつか必ず行きたいと思っていたが、とりあえず申込手続きをするために葉書を出さなければ始まらない。ダメモトではないが、一年にかなりの回数で開催されているので当選するまで葉書を出そう!そんな決意の元、私は一番最初の見学日に葉書を投函した。見学ルートは黒部ダム側と欅平側と二種類あり、途中のインクライン辺りで両者がすれ違う光景が見られる。私は欅平側からの参加になるが、インクラインは登りとなる。

黒部へ向かう列車は我々世代には懐かしい「テレビカー」である。今回の旅で、私は密かに「レッドアロー」を期待していたのだが、結局最後まで乗れず終いであった。ただ、今回の旅では不二越駅前のスーパー銭湯を事前にネットで発見し、わざわざ会員登録して入湯したのが良い思い出になった。
いつしか時が過ぎ、第2第3の葉書を出そうかなと思っていたが、そんな矢先に関西電力からパンフレットが届いた。中には当日の集合場所や時間など詳細に記された書類が入っていた。つまり当選という事だ❗初めての応募にして初めての当選。季節外れとはいえ私は見学ルートを制覇する事に意義がある。季節は二の次である。私は会社に休暇届を出し、勇んで黒部方面に向け切符の手配に取り掛かった。
富山地方鉄道と黒部峡谷鉄道は「世界最強タッグ」であろうが、欅平から先、更に「地図に載らない鉄道」があると思うと非常にワクワクしてくる。しかも今回の黒部見学ルートを制覇するに当たり、そのためにわざわざ富山地方鉄道の制覇を取っておいたのだから尚更だ。富山地方鉄道の制覇は2日間有効のフリー切符で初日に制覇できない路線を翌日に制覇する行程にして見学ルートを存分に楽しむ事にした。

下りの始発はご覧の通り座席選び放題であった。ホテルの朝食は食べれなかったが、これから向かう見学ルートに胸ワクワク。
3日間ある旅の行程で見学ルートを2日目に充てたが、見学ルートの欅平駅集合時間に間に合わせるには電鉄富山を始発で行かなければならない。宿泊先の富山では無料の朝食を棄権するのが残念で仕方ないが背に腹は変えられない。
始発電車は期待していた「レッドアロー」ではなく「テレビカー」であったが、わざわざ別料金で購入した朝食を頬張り、電鉄富山の頭端式ホームを後にした。

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そんな思いから再び黒部の旅を紹介しみたいと思う。ある意味私はラッキーだったかも知れないが、改めて当時の模様を振り返ってみたい。

電鉄富山は始発の時間帯は、6月のためご覧の通り明るい。右側は建設中の北陸新幹線工事現場であるが、もちろん現在は工事が完成し営業状態である。
「当たったら三連休します!」
私は勤務先に予め報告しておいた。数十年前から黒部の「裏ルート」に非常に興味があった。だがそれは抽選で当たらなければ決して踏み入る事ができない「要塞」のような空間であった。
関西電力黒部見学ルート。富山県は黒部峡谷鉄道の欅平から先、一般の地図上には無い黒部ダムまでのレールがそこにある。基本的には黒部ダムへの従業員や物資を輸送するための手段であり関西電力の言わば「専用」「業務用」である鉄道であるが、ある一定の期間中は「見学」という形で一般に開放される。それが関西電力黒部見学ルートである。料金は無料であるが、一定の期間内に申込手続きをし当選すると案内書が届く。いつか必ず行きたいと思っていたが、とりあえず申込手続きをするために葉書を出さなければ始まらない。ダメモトではないが、一年にかなりの回数で開催されているので当選するまで葉書を出そう!そんな決意の元、私は一番最初の見学日に葉書を投函した。見学ルートは黒部ダム側と欅平側と二種類あり、途中のインクライン辺りで両者がすれ違う光景が見られる。私は欅平側からの参加になるが、インクラインは登りとなる。

黒部へ向かう列車は我々世代には懐かしい「テレビカー」である。今回の旅で、私は密かに「レッドアロー」を期待していたのだが、結局最後まで乗れず終いであった。ただ、今回の旅では不二越駅前のスーパー銭湯を事前にネットで発見し、わざわざ会員登録して入湯したのが良い思い出になった。
いつしか時が過ぎ、第2第3の葉書を出そうかなと思っていたが、そんな矢先に関西電力からパンフレットが届いた。中には当日の集合場所や時間など詳細に記された書類が入っていた。つまり当選という事だ❗初めての応募にして初めての当選。季節外れとはいえ私は見学ルートを制覇する事に意義がある。季節は二の次である。私は会社に休暇届を出し、勇んで黒部方面に向け切符の手配に取り掛かった。
富山地方鉄道と黒部峡谷鉄道は「世界最強タッグ」であろうが、欅平から先、更に「地図に載らない鉄道」があると思うと非常にワクワクしてくる。しかも今回の黒部見学ルートを制覇するに当たり、そのためにわざわざ富山地方鉄道の制覇を取っておいたのだから尚更だ。富山地方鉄道の制覇は2日間有効のフリー切符で初日に制覇できない路線を翌日に制覇する行程にして見学ルートを存分に楽しむ事にした。

下りの始発はご覧の通り座席選び放題であった。ホテルの朝食は食べれなかったが、これから向かう見学ルートに胸ワクワク。
3日間ある旅の行程で見学ルートを2日目に充てたが、見学ルートの欅平駅集合時間に間に合わせるには電鉄富山を始発で行かなければならない。宿泊先の富山では無料の朝食を棄権するのが残念で仕方ないが背に腹は変えられない。
始発電車は期待していた「レッドアロー」ではなく「テレビカー」であったが、わざわざ別料金で購入した朝食を頬張り、電鉄富山の頭端式ホームを後にした。

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コメント
ダイヤモンド☆トナカイ様
にわか者様
> コメントありがとうございます。
>
> 中島みゆきの件、よくぞご存知で。そのことについては後の章にて早速紹介させて頂きます。というよりダイジェスト版ではありますが見学ルートは既に紹介していますので是非ご覧になってください。
> http://4190koawazay.blog.fc2.com/blog-entry-199.html
>
> 中島みゆきの件、よくぞご存知で。そのことについては後の章にて早速紹介させて頂きます。というよりダイジェスト版ではありますが見学ルートは既に紹介していますので是非ご覧になってください。
> http://4190koawazay.blog.fc2.com/blog-entry-199.html
ダイヤモンド☆トナカイ様
やはり中島みゆきが唄った場所でしたか!
私は音楽番組は一切見ないのですが、中島みゆきが出ると告知されていたので、この年の紅白はみることにした次第です。
私は音楽番組は一切見ないのですが、中島みゆきが出ると告知されていたので、この年の紅白はみることにした次第です。
にわか者様
コメントありがとうございます。
中島みゆきのファンでいらっしゃいましたか?私は近年までそれほど気にならなかったのですが、最近になり気になる存在になりました。
理由としては、彼女の作品は歌詞は勿論、メロディもかなり個性的で独特ですよね。
そして何と言っても今の時代に健在というのが素晴らしい。やはり廃れず長い時間やれる事、そしてやり続けてなお第一線でいられるのは凄い事でしょう。これからまだまだ「昭和」には頑張っていただきたいですね。
中島みゆきのファンでいらっしゃいましたか?私は近年までそれほど気にならなかったのですが、最近になり気になる存在になりました。
理由としては、彼女の作品は歌詞は勿論、メロディもかなり個性的で独特ですよね。
そして何と言っても今の時代に健在というのが素晴らしい。やはり廃れず長い時間やれる事、そしてやり続けてなお第一線でいられるのは凄い事でしょう。これからまだまだ「昭和」には頑張っていただきたいですね。
ダイヤモンド☆トナカイ様
特にファンというワケではないですが、前にもコメントしたかもしれないのですが、「ホームにて」という曲が好きでして、国鉄乗りつぶしの頃によく聴いていたものでして・・・
オールナイトニッポンもよく聴いておりました。
あと、宮脇氏の本にも、一緒に乗車していた編集部の人がらみで登場しますね。
オールナイトニッポンもよく聴いておりました。
あと、宮脇氏の本にも、一緒に乗車していた編集部の人がらみで登場しますね。
にわか者様
コメントありがとうございます。
オールナイトニッポン!これは実に素晴らしいですね。実に我が青春時代です!といっても私は「オールナイトフジ」が主流であまりラジオを聴かなかったのですが。
ただ、ビートたけしが鼻をズッつかさせながらDJやってたりとかしていた時代が懐かしいかなと。
そして何より「宮脇」という単語が出てくる事自体、私としては「同期の桜」的何かを感じずにはいられません。やはりヤングでナウい今のレールファンには分からない、と言うか計り知れない何かを感じずにはいられませんね。我々はある意味「種村」を含めいい経験をしたと同時に国鉄時代を経験できたのはラッキーだったのかも知れませんね。
オールナイトニッポン!これは実に素晴らしいですね。実に我が青春時代です!といっても私は「オールナイトフジ」が主流であまりラジオを聴かなかったのですが。
ただ、ビートたけしが鼻をズッつかさせながらDJやってたりとかしていた時代が懐かしいかなと。
そして何より「宮脇」という単語が出てくる事自体、私としては「同期の桜」的何かを感じずにはいられません。やはりヤングでナウい今のレールファンには分からない、と言うか計り知れない何かを感じずにはいられませんね。我々はある意味「種村」を含めいい経験をしたと同時に国鉄時代を経験できたのはラッキーだったのかも知れませんね。
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紅白で中島みゆきが唄ったところですか???