第三セクター「野岩鉄道」出発進行! ⑥ 中三依温泉
2019-10-10

とにかく沿線には温泉が多く野岩鉄道、そして地元の方々もかなりアピールに力を入れていると思われるが、どうしても手前に「鬼怒川」がそびえ立ち、ある意味地味な印象を受けてしまうのは少々残念ではある。だが逆に「フルムーン」「ファミリー」的な立場の方には落ち着いた雰囲気を楽しめて良いかも知れない。
特に中三依温泉はそんな雰囲気を持ち合わせていると思われるが、駅としてはかなりシンプルで、島式ホーム一本となっている。私が訪問した時間帯は駅員不在であったが、雰囲気的に全ての時間帯で駅員はいないのであろう雰囲気であった。駅前もひっそりとしており、いわゆる私好みの駅であったのはある意味嬉しい発見であった。

そして何より、狙ったわけではないがまたまたホームにあがり暫くすると「リバティ」同士の列車交換風景が拝めたのは偶然の賜物だった。先述通り、以前から私が叫んでいた「スペーシア野岩鉄道へ延伸!」が別の形で実現したのを目の当たりにした瞬間でもあった。どうせなら東京メトロ・東横線経由で「みなとみらい発」「綱島発」なんていうのも有りかも知れない。もちろん、そのためには多額の投資が必要であろうか。
だが、かつて国鉄時代では大船で房総特急「わかしお」などが出現した時にはかなり驚愕な風景だった。そんな風景を横浜周辺で今の時代に目にしたら、大人の驚愕風景を見れるかも知れない。




レールではなく、別の手段での訪問は実に良い。ただ、鉄道会社には貢献できなくて申し訳ない思いであるが・・・野岩鉄道では有人駅がほとんどであるが、男鹿高原に続きこちらも駅員のいる風景ではなかった。





島式ホーム1本のシンプル風景。設立時期がほぼ同じかも知れないが、何となく三陸鉄道の風景に似ているような気がする。



そして島式ホームの両側にリバティが入線してきた!全く偶然のタイミングであったが、こうして揃ってのお目見えは今回の訪問で初の出来事であった。これがスペーシアだったら尚更輝いた風景であったかも知れない。

こんな体験も出来る中三依温泉であるが、やはり手前の鬼怒川温泉の華やかさに比べやや地味なイメージがある。

野岩鉄道での無人駅は珍しい部類になる。逆に華やか過ぎても野岩鉄道らしくないのかも知れないが・・・
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://4190koawazay.blog.fc2.com/tb.php/867-3653bec2