いつか、その日が来る日まで・・・プロローグ
2020-02-20
自然災害により不通になっている日高本線が一部区間を残し廃止になるというニュースが飛び交ってからどれくらいの月日が経過したのだろうか。
私が知る限り、時刻表を見れば急行「えりも」が走り、更に補足するかのように国鉄バスが所々で並走していたので充実したダイヤがみられた。そして様似からは広尾に向け国鉄バス「日勝線」がえりも経由で繋がれ、将来的に両者を繋げたら面白いだろうという夢を見させてくれた。ただ、そんな最中に広尾線がいわゆる赤字ローカル線に認定され廃止が噂されたが、日高本線との関係はそう揺るぎないイメージだったと子供ながらに感じていた。
そんな生意気な子供が大人になって受けた現実は、広尾線が廃止され、更に日高本線も一部区間ではあるがその生命を終えようとしている。いや、実際にはもう終わっていて、それが正式かどうかのジャッジを待つだけの状態である。

「愛の国から幸福へ・・・」でお馴染みの愛国駅の現在に行ってみた。2017年の訪問であるが、当時の面影を残す駅舎が健在。ホームもレールも健在で、SLが静態保存されているが、広尾線は意外に現在も現役時代も設備を残す場所が多い。
私がかつての「いい旅チャレンジ」時代に立てた計画ではやはり日勝峠を国鉄バスで越える・・・つまり様似から広尾までは国鉄バスで繋ぐよう計画した。もちろん日高本線・広尾線の両者を各々で往復するなど、そんな効率悪い事はない。むしろバスで繋いだ方が自然であろう。
2019年現在、広尾線の存在を肌身で感じる者は昭和生まれの方が殆どであろう。たが、まさか日高本線が今日の姿を我々に見せるとは想像できたであろうか。日高本線だけでなく、発表されているだけでも根室本線や札沼線の一部区間や留萌本線など、我々が想像した事の無い名前が挙がった。
このまま行くと、本当に札幌近郊以外の鉄道路線が本当に消えてしまう日が来るかも知れない。

終点広尾も当時の駅舎が残っていた。現在はバスの待合室として再利用され、バスの乗車券もなんと硬券で販売されている!当時の国鉄を彷彿させる場面がここ広尾で見られるのは嬉しい。近い将来に訪問した駅をこのブログで紹介してみたい。
2017年、私はレンタカーで今の広尾線と日高本線を訪問した。既に広尾線は一部の訪問駅を紹介したが、今回は日高本線の現在を紹介してみようと思いPCに向かった。だが、あまりに厳しい現実を見せられた私は各駅訪問事に胸が痛い思いであったのだが、世間一般の風景では鉄道が無くても暮らしは成り立っているわけで、何となく時代に取り残されたイメージになっていた。ただ、静内は沿線一の大都市である事もあり、駅前はもちろん、駅事態も活気にあふれていた。そして何とみどりの窓口が営業中だったので、もちろん静内からは乗車できないが、ある意味重宝するであろう。
ただ、静内は沿線一の大都会ではあるが、鉄道会社が利益を産むだけのソフトであるかというとなかなか厳しいものがあり、特に様似方面へは鉄道だと、特に日中などは過剰なほどの輸送力となってしまう現実であろう。

今回は様似から駅訪問をスタート。「ローカル路線バスの旅」的な番組でも登場した様似であるが、現在は列車がやってこない。
いずれにしても襟裳岬に列車が来る事は夢に終わってしまった。だが「両翼」を失ってしまった襟裳岬は、誰かの歌のように「何もない」事は決してない!素敵な風景やえりもラーメンが待っている!
仮に鉄道路線の「日勝線」が開通していてもし「特急えりも」がこの地を行来していたらまた違った襟裳が見れたに違いない。これは四国の「阿佐海岸鉄道」と「土佐くろしお鉄道」が室戸経由で鉄道路線で繋り特急「むろと」が運転されていたら・・・みたいな風景に似ているような気がしてならない。

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私が知る限り、時刻表を見れば急行「えりも」が走り、更に補足するかのように国鉄バスが所々で並走していたので充実したダイヤがみられた。そして様似からは広尾に向け国鉄バス「日勝線」がえりも経由で繋がれ、将来的に両者を繋げたら面白いだろうという夢を見させてくれた。ただ、そんな最中に広尾線がいわゆる赤字ローカル線に認定され廃止が噂されたが、日高本線との関係はそう揺るぎないイメージだったと子供ながらに感じていた。
そんな生意気な子供が大人になって受けた現実は、広尾線が廃止され、更に日高本線も一部区間ではあるがその生命を終えようとしている。いや、実際にはもう終わっていて、それが正式かどうかのジャッジを待つだけの状態である。

「愛の国から幸福へ・・・」でお馴染みの愛国駅の現在に行ってみた。2017年の訪問であるが、当時の面影を残す駅舎が健在。ホームもレールも健在で、SLが静態保存されているが、広尾線は意外に現在も現役時代も設備を残す場所が多い。
私がかつての「いい旅チャレンジ」時代に立てた計画ではやはり日勝峠を国鉄バスで越える・・・つまり様似から広尾までは国鉄バスで繋ぐよう計画した。もちろん日高本線・広尾線の両者を各々で往復するなど、そんな効率悪い事はない。むしろバスで繋いだ方が自然であろう。
2019年現在、広尾線の存在を肌身で感じる者は昭和生まれの方が殆どであろう。たが、まさか日高本線が今日の姿を我々に見せるとは想像できたであろうか。日高本線だけでなく、発表されているだけでも根室本線や札沼線の一部区間や留萌本線など、我々が想像した事の無い名前が挙がった。
このまま行くと、本当に札幌近郊以外の鉄道路線が本当に消えてしまう日が来るかも知れない。

終点広尾も当時の駅舎が残っていた。現在はバスの待合室として再利用され、バスの乗車券もなんと硬券で販売されている!当時の国鉄を彷彿させる場面がここ広尾で見られるのは嬉しい。近い将来に訪問した駅をこのブログで紹介してみたい。
2017年、私はレンタカーで今の広尾線と日高本線を訪問した。既に広尾線は一部の訪問駅を紹介したが、今回は日高本線の現在を紹介してみようと思いPCに向かった。だが、あまりに厳しい現実を見せられた私は各駅訪問事に胸が痛い思いであったのだが、世間一般の風景では鉄道が無くても暮らしは成り立っているわけで、何となく時代に取り残されたイメージになっていた。ただ、静内は沿線一の大都市である事もあり、駅前はもちろん、駅事態も活気にあふれていた。そして何とみどりの窓口が営業中だったので、もちろん静内からは乗車できないが、ある意味重宝するであろう。
ただ、静内は沿線一の大都会ではあるが、鉄道会社が利益を産むだけのソフトであるかというとなかなか厳しいものがあり、特に様似方面へは鉄道だと、特に日中などは過剰なほどの輸送力となってしまう現実であろう。

今回は様似から駅訪問をスタート。「ローカル路線バスの旅」的な番組でも登場した様似であるが、現在は列車がやってこない。
いずれにしても襟裳岬に列車が来る事は夢に終わってしまった。だが「両翼」を失ってしまった襟裳岬は、誰かの歌のように「何もない」事は決してない!素敵な風景やえりもラーメンが待っている!
仮に鉄道路線の「日勝線」が開通していてもし「特急えりも」がこの地を行来していたらまた違った襟裳が見れたに違いない。これは四国の「阿佐海岸鉄道」と「土佐くろしお鉄道」が室戸経由で鉄道路線で繋り特急「むろと」が運転されていたら・・・みたいな風景に似ているような気がしてならない。

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