白糠線 リメイク・アゲイン②
2020-01-30
もう、こうなったら止まらない(ha-ha)。私はまず切符の選定に入る。「青春18」は夏休みも終わり既に期間外であったが、例え期間内であっても北海道を漫喫するにはやや限界があるであろう。そこで東北の時に活躍した「ワイド周遊券」がすぐに頭に浮かんだ。北海道版なら10月だと、なんと季節割というのがあり通常版の2割引きくらいで販売される!更に、当時中学生であったので「特権」を申請すればなんと定価の半額近くにまでなる!私は早速次の日に学割申請書を取りに行った。

もう何度もこのブログに登場している北海道ワイド。どーですか、この割引率!学生よ、学問はもちろん大事である。しかし今しかできない旅もある!行ける時には確実に大海原に揉まれる方がいい!!
だが・・・いつに行けばいいのであろうか。廃止予定日は確か10月23日とかであったから夏休みみたいな長期休暇が無い。しかし・・・天は我に見方をするものである。10月中旬、体育祭が土曜か日曜に開催されたその代休が火曜日か何かになり、前日の月曜は体育の日で祭日。そして更に町制記念日とか開校記念日とか何かのメモリアルが重なり何と4連休となった。もちろんこれを逃したら二度と白糠線には乗れない。私は半ば強引に旅費を捻出し(もちろん親の援助とお年玉の残金などでね)北へ向かう準備をした。

こちらの画像も再・再・再・・・登場くらいで申し訳ないが、旅のスタートはいつもここから。というか、トップにいつもいる画像だしね、的な。しかしながらこの光景も既にメモリーになってしまって久しいのが寂しい限りだ。
だが、とても贅沢な切符の使い方をする事になった。先程周遊券の話をしたが、北海道ワイド周遊券の有効期間は何と20日間だ!私の休みは4日間。この白糠線のために20日間有効の切符を4日間で使いきるという人生初の試み。しかも「東北」では散々苦労をし、寝過ごしたり駅で一夜を過ごすなど計画には無い事象ばかりが沢山発生した。しかも東北から帰って来てまだ2ヶ月での旅に、北の大地はいったい私をどう受けとめ、そしてどう迎え入れてくれるのであろうか。心配と不安で怖くなる。それでも旅に出たくなる。先程「宮脇氏や種村氏は難しい」と言っておきながら、中学生としてはかなりタメ張っているんじゃないか、という錯覚さえ起こす。

画像は鉄道見聞録より転用させていただきました。往年の八甲田は宇都宮(黒磯じゃない!)で機関車交換があった。
そんな事を考えているうちに体育祭も終わり(いや、記憶は薄いが恐らく体育祭には参加せず、体育祭の日を旅の行程に組み込んだかも知れないが)いよいよ人生初の北の大地に向かう。初の蝦夷。初のアイヌ。そして北へ向かうために私が選んだ夜行列車は急行「八甲田」であった。ワイド周遊券だと目的地までの道中は自由席なら急行券無しで乗車できるからだ。いや、東北・上越新幹線が開通し北へ向かう急行列車が減少していく中、貴重になりつつあった急行列車しか選択できないのは少々辛かったがそれでも夜行急行が残っている事はまだまだ「価値」があるという事。将来的に「急行全廃」が囁かれているのだから乘れるうちに乗った方がいい。しかも急行券無しで乗車できるのだから。
「八甲田」といえば急行夜行列車のため深夜未明の時間帯でも主要駅の仙台や盛岡などに停車する。というより「上野発の夜行列車」が仙台や盛岡などを通るのは深夜未明の時間帯が多く寝台特急などは通過してしまうため、それに対する補完の意味で停車させるのだろう。お陰で東北の旅で散々お世話になったので、再び乘れると思うと乗る前から気持ちが高ぶる。
旅行程もバッチリ組んで、出発するのみ。前日に茅ヶ崎で「北海道ワイド」を購入して準備万端だ。そして旅のスタートである「西寒川」に向かうため、黄昏時の「たらこ色」目指してドアをあけたのであった。

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だが・・・いつに行けばいいのであろうか。廃止予定日は確か10月23日とかであったから夏休みみたいな長期休暇が無い。しかし・・・天は我に見方をするものである。10月中旬、体育祭が土曜か日曜に開催されたその代休が火曜日か何かになり、前日の月曜は体育の日で祭日。そして更に町制記念日とか開校記念日とか何かのメモリアルが重なり何と4連休となった。もちろんこれを逃したら二度と白糠線には乗れない。私は半ば強引に旅費を捻出し(もちろん親の援助とお年玉の残金などでね)北へ向かう準備をした。

こちらの画像も再・再・再・・・登場くらいで申し訳ないが、旅のスタートはいつもここから。というか、トップにいつもいる画像だしね、的な。しかしながらこの光景も既にメモリーになってしまって久しいのが寂しい限りだ。
だが、とても贅沢な切符の使い方をする事になった。先程周遊券の話をしたが、北海道ワイド周遊券の有効期間は何と20日間だ!私の休みは4日間。この白糠線のために20日間有効の切符を4日間で使いきるという人生初の試み。しかも「東北」では散々苦労をし、寝過ごしたり駅で一夜を過ごすなど計画には無い事象ばかりが沢山発生した。しかも東北から帰って来てまだ2ヶ月での旅に、北の大地はいったい私をどう受けとめ、そしてどう迎え入れてくれるのであろうか。心配と不安で怖くなる。それでも旅に出たくなる。先程「宮脇氏や種村氏は難しい」と言っておきながら、中学生としてはかなりタメ張っているんじゃないか、という錯覚さえ起こす。

画像は鉄道見聞録より転用させていただきました。往年の八甲田は宇都宮(黒磯じゃない!)で機関車交換があった。
そんな事を考えているうちに体育祭も終わり(いや、記憶は薄いが恐らく体育祭には参加せず、体育祭の日を旅の行程に組み込んだかも知れないが)いよいよ人生初の北の大地に向かう。初の蝦夷。初のアイヌ。そして北へ向かうために私が選んだ夜行列車は急行「八甲田」であった。ワイド周遊券だと目的地までの道中は自由席なら急行券無しで乗車できるからだ。いや、東北・上越新幹線が開通し北へ向かう急行列車が減少していく中、貴重になりつつあった急行列車しか選択できないのは少々辛かったがそれでも夜行急行が残っている事はまだまだ「価値」があるという事。将来的に「急行全廃」が囁かれているのだから乘れるうちに乗った方がいい。しかも急行券無しで乗車できるのだから。
「八甲田」といえば急行夜行列車のため深夜未明の時間帯でも主要駅の仙台や盛岡などに停車する。というより「上野発の夜行列車」が仙台や盛岡などを通るのは深夜未明の時間帯が多く寝台特急などは通過してしまうため、それに対する補完の意味で停車させるのだろう。お陰で東北の旅で散々お世話になったので、再び乘れると思うと乗る前から気持ちが高ぶる。
旅行程もバッチリ組んで、出発するのみ。前日に茅ヶ崎で「北海道ワイド」を購入して準備万端だ。そして旅のスタートである「西寒川」に向かうため、黄昏時の「たらこ色」目指してドアをあけたのであった。

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