いつか、その日が来る日まで・・・⑤ 東町
2020-03-20

かつては仮乗降場だった東町であるが、とは思えないほど立派な待合室があった。ただ、素人の私が東町の駅を見つけるのは非常に難易度が高かったイメージだったが、やっと見つけた駅はかなり狭いスペースに無理やりホームと待合室を作った印象であった。
国道から外れ生活道路を入っていくが、ナビに案内された場所に駅が見当たらなかったため、一旦国道方面に戻り国道沿いのコンビニに車を駐め徒歩で再度挑戦した。



民家の片隅にあった東町。国道から一本裏道に入ったような場所にあり、地元の方等普段からの利用者以外の人にはわかりづらいかも。現に私は車では到達できず、付近のコンビニに車を駐め徒歩でたどり着いたほどだ。
徒歩であると当然ながら視界が広がるため駅を見つけることに成功したが、それくらい我々のイメージする「駅」とはほど遠い印象であった。もちろん「仮」であった過去を考えると納得する部分もあるが、意外にも周囲に生活感を感じるので駅としては機能していたとのであろう。更に学校などの施設が多くある事から、当然ながらそちらの利用者が大半を占めると思われ「仮」であった割には利用者が多かったイメージだろう。
先述した通り「コンビニに車を駐めて」という事はこの付近ではかなりの生活感があるという事だ。「カリソメ」だった過去が嘘のように人の繁栄がある。利用者が僅少であるのが嘘のシチュエーションであった東町「駅」だが、錆び付いたレールは既にこの現実を無言で語りかけているようであった。

モダンな待合室はとてもかつて「仮」とは思えないほど立派なものであった。私の訪問時は当然ながら利用者皆無の状態であったが、ちょっと、いやかなりもったいない感じもする。




限られたスペースに、無理矢理とは言わないが例え「仮」でも駅を作った意味は現場に来てみて初めてわかる。付近に学校等もあり、狭いながらも、そして「仮」ながらもかなりの利用者があったのがわかる。

FC2 Blog Ranking

にほんブログ村

にほんブログ村
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://4190koawazay.blog.fc2.com/tb.php/882-83bfaf9a