いつか、その日が来る日まで・・・⑬ 日高東別
2020-04-25

すごく良い駅です❗
これまで暫く日高本線の駅を紹介してきたが、ここ日高東別は実に素晴らしい。各駅訪問でもやらなければ私は一生出会う事ができなかったであろう。
確かに2008年に日高本線を往復してるわけだからこの駅を通っているので印象に残るはずであるのだか、今回の訪問まで全く記憶に無かったのだからもったいない。
ご覧いただくとお分かりでであろうが、実に素晴らしいナイスロケーションである。この素朴感がたまらない。一見、荒涼としている雰囲気を醸し出しているようであるが、更に哀愁感も漂っているのだから凄い。



素晴らしい待合室!日高本線の他の駅にも同じような造りがあるが、ここ日高東別はなぜか個性的に見える。右側に「ラッチ」いや「ゲート」が見えるがこの意味が後の写真紹介でわかる事になろう。
ただこれは個人的見解で、本来の鉄道の姿は大量輸送が長所であるのだから、例えロケーションが良くても利用者が、または輸送する貨物が多くなければ意味がない。時代と共にフェードアウトしていく鉄道路線はいつの時代でも寂しいものであるが、なぜか私はますます鉄道の存在が気になってしまうのである。ブルートレインが好きだった少年は、時が流れいつしかこうしたローカル的な駅が非常に気になる大人になってしまった。


道路側から来た場合、道路も砂利道のためホームとの区別が付きにくく、この素晴らしいラッチ、いやゲートの意味は非常に大きい。
さて、駅名の由来をウィキで確認してみたら「アイヌ語の「トイペッ(toy-pet)」(土(食用土)・川)に由来するとされる」と記されていた。もともと「ペッ」や「ナイ」は川や沢的な意味があるのは知っていたが、私が気になったのはその後の文章で「由来となったアイヌ語については「トペッ(to-pet)」(沼・川)とするものもある」とあった。「トペッ」とは?これってアイヌ語というよりむしろプロレス技じゃない?と錯覚してしまいそうである。




開業当初から棒線型の駅である事がウィキに記されている。交換設備が多くあった日高本線の中では逆に珍しい部類ではなかろうか。ただ、赤く錆び付いたレールは、日高本線の今を無言で語りかけていた。

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