栄光のEF58
2020-07-15
私のブログでは「駅」に関する記事がやたらと多い事に皆様もお気づきであろうと思われるが、たまにはではないがちょっと最近気になる機関車があるのでここに紹介してみたい。

私がつい最近まで所有していたプラレールのEF58。ご覧の通り、ブルートレインの歴代機関車を並べてみた。プラレールでも凄く雰囲気と存在感のあるEF58は国鉄時代の機関車としては名作であろう。
「最近気になる」と言ったが、その「気になる」は既に昭和の時代に大活躍しており、平成ではフェードアウトしていき、令和の現在では既に風前の灯火である。そもそも「お召し列車」としてのイメージも強いEF58であるが、直流電気機関車の中では国鉄時代を知る者にとって特別な存在だったのではないか。私の知る当時の東京発寝台特急はEF65 500番台が主力で、後に1000番台に移行された時代に、東京発では唯一のEF58牽引である寝台急行「銀河」は特異に煌めく存在であった。
また、貨物列車もEF58で牽引されていたが「フレートライナー」EF66も主力で活躍しており茅ヶ崎駅の相模線と東海道線の間にある貨物側線を通過する貨物列車を見るのがひとつの楽しみでもあった。特に夕方5時頃にはDH10が牽引する貨物列車も通過したり時には停車したりでかなり茅ヶ崎では退屈する事なく相模線の待ち時間を過ごしたものだ。

写真はダイナミック✩トナカイ提供の日本版「オリエント・エクスプレスもどき」だそうだ。詳細は不明だが、撮影場所は東海道線・茅ヶ崎の十間坂付近で、よく見ると東海道貨物線を走っている。今こそ湘南ライナーなど貨物線に旅客が走ることはそれほど珍しい事ではないが、撮影当時ではかなりレアだったと思う。1983~1984年頃に撮影されたと推測。
私の経験からEF58が牽引した列車で印象に残っているのが、まずはサロンエクスプレス東京バージョンの「踊り子」だ。若い世代で踊り子が「客車」ということにまずイメージつかないかも知れないが、さらにEF58牽引というのが泣かせる。もちろん観光を目的とした臨時列車なのだが、サロンエクスプレスというのが時代を感じるでろう。私も撮影したのだが、後輩の「ダイナミック☆トナカイ」も茅ヶ崎で撮影してるのでこちらを紹介したい。というより、以前にも紹介したが、私の写真が紛失状態ということもありお力添えして頂いたということである。

こちらもダイナミック✩トナカイの、恐らく1982~1983年頃に撮影された臨時特急「踊り子」のサロンエクスプレス東京バージョン。運転窓に屋根付きのEF58は今思うと実に「いいね」を何度もクリックしたくなるような感じだ。
もうひとつは大磯で撮影した14系座席バージョンの特急「平和」だ。当日はギャラリーが多数いて、映像的に残念な結果となってしまったが、カラーリングもレトロ調に変更され貴重な部類になる。また、同じバージョンで日本版オリエントエクスプレスが運転されたらしいが、その撮影にダイナミック☆トナカイが撮影に成功しているのでこちらも紹介したい。

最後は私が撮影した臨時特急「平和(ちなみにピンフではないのであしからず)」。東海道線・大磯での撮影で1983年頃だったと思うのだが、パンタが切れ、更に他のギャラリーも入ってしまいやや残念な思いであるが、貴重な写真には変わらない!
私は神奈川県民で東海道線的な関わりが多かったが、上野方面では寝台特急や客車急行列車を多数牽引しており一度でいいから夜の上野で写真撮影をすれば良かったと今になって思う。親戚も東京は三ノ輪にいたし、例えば急行「越前」や24時近くに上野を出発する寝台急行「新星」や急行「妙高」なども撮影できたはず。もちろん朝早くから上り列車の到着を待ってといったパターンもあるが、当時は小学生~中学生だったし社会的制約もあっただろう。そのわりには中学生時代には「青春18」を駆使して全国を駆け巡ったりしていたので、後は自身の発想と行動力だなと今になり実感している。
そんな個人的な事はともかく、EF58が名車である事には変わらない。「客車」という概念が古くなってしまった現在、こうした機関車は役目を終えたり出番の減少などで見る機会が極端に少なくなった。だが、ブルートレインを牽引するEF58を再び見てみたいと思うのは私だけであろうか・・・

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私がつい最近まで所有していたプラレールのEF58。ご覧の通り、ブルートレインの歴代機関車を並べてみた。プラレールでも凄く雰囲気と存在感のあるEF58は国鉄時代の機関車としては名作であろう。
「最近気になる」と言ったが、その「気になる」は既に昭和の時代に大活躍しており、平成ではフェードアウトしていき、令和の現在では既に風前の灯火である。そもそも「お召し列車」としてのイメージも強いEF58であるが、直流電気機関車の中では国鉄時代を知る者にとって特別な存在だったのではないか。私の知る当時の東京発寝台特急はEF65 500番台が主力で、後に1000番台に移行された時代に、東京発では唯一のEF58牽引である寝台急行「銀河」は特異に煌めく存在であった。
また、貨物列車もEF58で牽引されていたが「フレートライナー」EF66も主力で活躍しており茅ヶ崎駅の相模線と東海道線の間にある貨物側線を通過する貨物列車を見るのがひとつの楽しみでもあった。特に夕方5時頃にはDH10が牽引する貨物列車も通過したり時には停車したりでかなり茅ヶ崎では退屈する事なく相模線の待ち時間を過ごしたものだ。

写真はダイナミック✩トナカイ提供の日本版「オリエント・エクスプレスもどき」だそうだ。詳細は不明だが、撮影場所は東海道線・茅ヶ崎の十間坂付近で、よく見ると東海道貨物線を走っている。今こそ湘南ライナーなど貨物線に旅客が走ることはそれほど珍しい事ではないが、撮影当時ではかなりレアだったと思う。1983~1984年頃に撮影されたと推測。
私の経験からEF58が牽引した列車で印象に残っているのが、まずはサロンエクスプレス東京バージョンの「踊り子」だ。若い世代で踊り子が「客車」ということにまずイメージつかないかも知れないが、さらにEF58牽引というのが泣かせる。もちろん観光を目的とした臨時列車なのだが、サロンエクスプレスというのが時代を感じるでろう。私も撮影したのだが、後輩の「ダイナミック☆トナカイ」も茅ヶ崎で撮影してるのでこちらを紹介したい。というより、以前にも紹介したが、私の写真が紛失状態ということもありお力添えして頂いたということである。

こちらもダイナミック✩トナカイの、恐らく1982~1983年頃に撮影された臨時特急「踊り子」のサロンエクスプレス東京バージョン。運転窓に屋根付きのEF58は今思うと実に「いいね」を何度もクリックしたくなるような感じだ。
もうひとつは大磯で撮影した14系座席バージョンの特急「平和」だ。当日はギャラリーが多数いて、映像的に残念な結果となってしまったが、カラーリングもレトロ調に変更され貴重な部類になる。また、同じバージョンで日本版オリエントエクスプレスが運転されたらしいが、その撮影にダイナミック☆トナカイが撮影に成功しているのでこちらも紹介したい。

最後は私が撮影した臨時特急「平和(ちなみにピンフではないのであしからず)」。東海道線・大磯での撮影で1983年頃だったと思うのだが、パンタが切れ、更に他のギャラリーも入ってしまいやや残念な思いであるが、貴重な写真には変わらない!
私は神奈川県民で東海道線的な関わりが多かったが、上野方面では寝台特急や客車急行列車を多数牽引しており一度でいいから夜の上野で写真撮影をすれば良かったと今になって思う。親戚も東京は三ノ輪にいたし、例えば急行「越前」や24時近くに上野を出発する寝台急行「新星」や急行「妙高」なども撮影できたはず。もちろん朝早くから上り列車の到着を待ってといったパターンもあるが、当時は小学生~中学生だったし社会的制約もあっただろう。そのわりには中学生時代には「青春18」を駆使して全国を駆け巡ったりしていたので、後は自身の発想と行動力だなと今になり実感している。
そんな個人的な事はともかく、EF58が名車である事には変わらない。「客車」という概念が古くなってしまった現在、こうした機関車は役目を終えたり出番の減少などで見る機会が極端に少なくなった。だが、ブルートレインを牽引するEF58を再び見てみたいと思うのは私だけであろうか・・・

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