Return to my しずてつ ~静岡市内、しない、ナツ~ ⑩長沼
2020-10-15

再び・・・お待っとさんでした!
いよいよ長沼の紹介です・・・って何?と思われる方も少なくないと思うので少々補足させていただきますが・・・長沼は静鉄の重要なポジションである。江ノ電で言えば極楽寺、伊豆急で言えば伊豆高原・・・つまり長沼には車両基地がある!!!という事になる。というか、実に初めての訪問で初めて知った車庫の存在・・・私が中学生の頃など車庫の存在などあまり気にしていたかったが、年齢を重ねるとこういう事が気になってくるという事も最近知った。そうか、長沼だったのか。
長沼の駅前付近には車を停められないので少々徒歩を要する場所に停めて歩いたが、その途中から見える車庫に停泊する車両の数々が静鉄の歴史を無言で語っていた。感染症の流行がなければ事前に許可を取り少々中を見物させていただいたと思うが、やはりここは遠隔目視で撮影させてもらった。やはり私の目を引きつけたのはオリジナルカラーに一番近い「1000」であった。まさに鶴田ならバックドロップ、三沢ならタイガードライバー’91、ハンセンなら「ウエスタンラリアット」を出された衝撃にかられた!いや、もっと新しい表現をすると、オカダカズチカなら「レインメーカー」をいきなり出してきたイメージか。いずれにしても車庫に眠る「レインメーカー」は、新型車両とともに静かに私に微笑みかけていた。
ただ、駅前は駅前らし派手な賑やかさは無く、どちらかというと「おとなしい」部類になろう。ただ、間違いなく静岡市の中心部に近くなっているのでラッシュの時間帯はそれなりの賑わいを見せてくれる事であろう。車庫のある江ノ電の極楽寺などに比べたら意外にも広い駅構内であるが、旅客ホームは2面3線で新清水方面へは待避が可能となっている。しかしながら実際には2・3番線が主役で、対比可能な1番線は車庫への入線などに使用され旅客的にはほぼ使用されないイメージである。
最近私は転勤した勤務地へ向かう道で相鉄の車庫があるかしわ台駅前をほぼ毎日通るが、かしわ台の車庫にJR車両が停泊している姿がいまでも不自然に感じる。そして最近はこのかしわ台を通るたびに長沼が「ミニかしわ台」と思えて仕方ないが、それくらい長沼ではバラエティに車両が富んでいた。
更に至近距離にはJR東静岡が有り静鉄にとって驚異的存在となっていたが、付近の再開発が進んでいて両駅共に利用者が増えているという相乗効果が現れている。とにかく、1000形を拝むなら長沼が「最終兵器」となろう。

まずはシンプルに駅舎から。踏切の横に駅舎があるというパターンが多い静鉄であるが、毎度毎度、跨線橋が無いため乗る列車によっては踏切を渡り、更に構内踏切を渡るパターンが発生する場面もある。




車庫があるから、というわけではないが、私の訪問時には列車が頻繁にやってきた。次世代を担う車両たちの活躍が頼もしく見えるが、やはり「旧」の活躍も忘れてはならない!

裏手に廻ってみた。やはり静鉄「特有」の駐輪場が充実している。そしてその奥には駐車場?そう、それにはわけが・・・

角度を変えるとご覧の通り。駐車場のその訳は・・・静鉄従業員専用の駐車場であった!更にその奥にはご覧の通り!



静鉄を彩る飛車角金銀勢ぞろい!特にオリジナルに一番近い「メッシュ」もいる。私の訪問時にはメッシュ無しのオリジナルを見る事ができなかったが、というより現在オリジナルはいるのか確認していないが、それでもこの新旧入り乱れる風景は「今しか出会えない鉄道風景」である。

やはり静鉄といえばこれですねっ!と叫びたくなるような存在感を見せつけるオリジナル1000形。だが、現役で見られるのも後数年である。今でしょう!

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