お馴染みもしものコーナー。もしも今の私が昔の時刻表を使って旅計画を立案したら。 1984年ダイヤ改正版 九州編(後編)
2021-02-10
さて、今回も予告通り九州制覇の立案をしてみた。当時は北九州にまだ路面電車が健在で、筑豊電気鉄道と連携していたが、周知の通り現在は黒崎~熊西間は筑豊電気鉄道に組み込まれている。
そして意外にも路面電車が現在でも活躍しているのが熊本と長崎で、かなりの数の路線網での制覇はやや時間が読めない部分もある。平成に入り私は実際に制覇したが、特に長崎では観光客の利用も多く、日中でも立席客がいる場面もあった。
また、意外にパズルが解けない部分が上山田線と漆生線の関係や朝の時間帯での糸田線と伊田線の関係で、接続が意外に厳しかったのもやや辛い。特に上山田線は下山田で漆生線が接続するが、実際の運転系統では上山田で分断され、飯塚との間で往復運転をして漆生線と下山田~豊前川崎で一体化している。そこで気になるのが漆生線と上山田線の事実上の接点である嘉穂信号場の存在だ。当時中学生~高校生時代であった私であるが、関西本線の中在家信号場とともにこの嘉穂信号場は実に気になる存在で、その輝きもひと際群を抜いていた。
そして今回の立案で驚いたのが先述した室木線であった。1984年では既に廃止対象路線として名を連ねていたが、1984年のダイヤ改正からDCによる運転に切り替わっていた!それまではPC(客車列車)による運転で「いつか室木線に乗ってみたい!」と思っていたので非常に残念な気持ちである。私の中で室木線がDCに変更された記憶が薄く、正直「えっ?」という思いであった。
また、今回の立案では1984年当時に思いつかなかった西鉄宮地岳線(現在の貝塚線)から香椎で国鉄に乗り換える大技を披露した事だ。実際にこの乗り換えは平成に入ってからの訪問で実践しており、なかなか手応えある乗り換えパターンであったのだが、当時は全くこういう事を思いつかなかったので「古い中での新しい提案」として私の成長を感じる場面でもあった。
更に黒木線から鹿児島本線→佐賀線のパターンは1983年春に実践しており、黒木から乗り換えなしで佐賀線へ向かうのは1984年でも健在であったのが嬉しい。

苦労するのが宮原線である。往復できるのは夕方の1便のみであろうため、この一往復に賭けるために計画を遡って立てる。土曜日であれば日中に1往復運転があるのでそちらに合わせるともっとバリエーションが広がるのだが、ここはあえて定期列車にこだわってみた。
そして帰りは長崎から寝台特急!この奮発は実際にやってみたかったと今になって思う。
実際に計画を組んでみて、昼間の時間帯での接続にやや問題はあるものの、意外になんとかなるものだ。鹿児島交通再制覇とともに、タイムマシンに乗り実践してみたい九州の旅であった。

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そして意外にも路面電車が現在でも活躍しているのが熊本と長崎で、かなりの数の路線網での制覇はやや時間が読めない部分もある。平成に入り私は実際に制覇したが、特に長崎では観光客の利用も多く、日中でも立席客がいる場面もあった。
また、意外にパズルが解けない部分が上山田線と漆生線の関係や朝の時間帯での糸田線と伊田線の関係で、接続が意外に厳しかったのもやや辛い。特に上山田線は下山田で漆生線が接続するが、実際の運転系統では上山田で分断され、飯塚との間で往復運転をして漆生線と下山田~豊前川崎で一体化している。そこで気になるのが漆生線と上山田線の事実上の接点である嘉穂信号場の存在だ。当時中学生~高校生時代であった私であるが、関西本線の中在家信号場とともにこの嘉穂信号場は実に気になる存在で、その輝きもひと際群を抜いていた。
そして今回の立案で驚いたのが先述した室木線であった。1984年では既に廃止対象路線として名を連ねていたが、1984年のダイヤ改正からDCによる運転に切り替わっていた!それまではPC(客車列車)による運転で「いつか室木線に乗ってみたい!」と思っていたので非常に残念な気持ちである。私の中で室木線がDCに変更された記憶が薄く、正直「えっ?」という思いであった。
また、今回の立案では1984年当時に思いつかなかった西鉄宮地岳線(現在の貝塚線)から香椎で国鉄に乗り換える大技を披露した事だ。実際にこの乗り換えは平成に入ってからの訪問で実践しており、なかなか手応えある乗り換えパターンであったのだが、当時は全くこういう事を思いつかなかったので「古い中での新しい提案」として私の成長を感じる場面でもあった。
更に黒木線から鹿児島本線→佐賀線のパターンは1983年春に実践しており、黒木から乗り換えなしで佐賀線へ向かうのは1984年でも健在であったのが嬉しい。

苦労するのが宮原線である。往復できるのは夕方の1便のみであろうため、この一往復に賭けるために計画を遡って立てる。土曜日であれば日中に1往復運転があるのでそちらに合わせるともっとバリエーションが広がるのだが、ここはあえて定期列車にこだわってみた。
そして帰りは長崎から寝台特急!この奮発は実際にやってみたかったと今になって思う。
実際に計画を組んでみて、昼間の時間帯での接続にやや問題はあるものの、意外になんとかなるものだ。鹿児島交通再制覇とともに、タイムマシンに乗り実践してみたい九州の旅であった。

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